南足柄市議会 > 2020-06-17 >
2020年6月17日(水) 令和2年第2回定例会(第2日) 名簿
2020年6月17日(水) 令和2年第2回定例会(第2日) 本文

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  1. 南足柄市議会 2020-06-17
    2020年6月17日(水) 令和2年第2回定例会(第2日) 本文


    取得元: 南足柄市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1:◯議長〔保田建一郎議員〕       開議の宣告 ◯議長〔保田建一郎議員〕 おはようございます。  出席議員が16人で定足数に達しておりますので、ただいまから令和2年第2回市議会定例会第2日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布の議事日程表により進めさせていただきますので、何分の御協力をお願いいたします。                                午前 9時00分 開議 ──────────────────────────────────────────       日程第1 一般質問 2:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 日程第1、一般質問を行います。  一般質問につきましては、発言時間は一人当たり、答弁を含め60分と申し合わせておりますので、御協力のほどお願いいたします。なお、これを超えた場合は発言を禁止することになりますので、あらかじめ御承知おきください。  一般質問は通告制で順序も決まっておりますので、順次指名いたします。  質問内容が重複するもの又は質問の経過で理解できたものは取り下げるなどして、能率的に質問できるように御協力をお願いいたします。  なお、答弁は簡潔にお願いいたします。  本日は6人を予定しております。 ──────────────────────────────────────────
              ◇ 加 藤 洋 一 議員 3:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 初めに、9番加藤洋一議員の質問を許可いたします。  加藤洋一議員。           (9番 加藤洋一議員 登壇) 4:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 おはようございます。9番加藤洋一です。  議長の許可を頂きましたので、通告に基づき、令和2年第2回定例会の一般質問をさせていただきます。  まず、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために発出された緊急事態宣言は、先月25日に全面解除されました。そのために、日常生活、経済活動、文化スポーツ活動等も、少しずつではありますが着実に再始動しています。  一方で、今後も第2波、第3波が来ることも想定しながら、新型コロナウイルスとの共存も視野に入れて、三密を避け、手洗いやマスクの着用などの新しい生活様式を行っていくべきだと言われています。新型コロナウイルス感染症が早期に収束することを心より願っております。  それでは最初に、新型コロナウイルス関連の質問から始めさせていただきます。  1、新生児への臨時給付金の対象拡大について。  本市では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に対応するために、本市独自支援策の第1弾として、5月15日の補正予算で、経営状態が悪化している中小事業者及び個人事業主、そして生活の安定のためにひとり親家庭等への支援などを行っています。  さらに、第2弾の独自支援策として、5月25日の専決処分で、国の特別定額給付金の給付対象外となる4月28日以降に生まれた新生児や、就学援助費対象者等にも支援を行っています。  私は、このような思いやりのある独自支援策を実施していることを大変評価しています。また、職員の皆様におかれましても、国や本市等の各種給付金などの支給事務に一生懸命に御尽力されていることに、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。  ある市民の方からは、南足柄市の対応が早く、南足柄市民でよかったという御意見もお聴きしています。  そこで、市長に第3弾の独自支援策を検討していただきたく、提言させていただきます。それは、第2弾の独自支援策である4月28日から本年8月31日までに生まれた新生児への臨時給付金について、新生児の対象を令和2年度中、つまり来年3月31日までに生まれた新生児に拡大したほうがいいと思います。その理由は、現在妊娠中の女性や御家族は、健診時や買物、生活などの日常生活でも、新型コロナウイルスに感染しないように、そして胎児への影響が出ないように最大限に留意されて生活しており、さらに、出産時の不安も大いに感じていると思います。  そこで、私は、少子化が進行する中でもあり、妊婦さんや御家族、そして新生児にエールを送るという意味からも、是非令和2年度中に生まれた新生児全員を対象とした臨時給付金を支給したほうがいいと思います。市長の見解を伺います。  2、市民に寄り添う広報誌について。  昨年、10月12日の台風19号では、本市も大きな被害を受けました。その状況は、広報みなみあしがら12月号に掲載されました。一方で、相模原市や静岡県小山町では、本市よりも1箇月も早い広報11月号に、本市より多くのページを割いて、被災状況、お悔やみやお見舞いの言葉、り災証明の申請方法、各種の支援策等を掲載しました。本市で被災された方は、本市の広報誌への掲載時期やその内容、対応の違いに大変がっかりされていました。  そこで、次の2点について伺います。  (1)広報誌への掲載手順等の改善について。  台風19号の被災状況については、他の市町のように、広報みなみあしがら11月号に掲載すべきであったと思います。今後、同様の事案が発生した場合に、迅速に広報みなみあしがらに掲載するための改善点をどのように考えているのか伺います。  (2)支援策等の広報誌への掲載について。  被災された市民の皆様に、市長のお見舞いの言葉、り災証明の申請方法、各種支援策等を、広報みなみあしがら12月号にでも掲載すべきであったと考えますが、市長の見解を伺います。  3、体育センターグラウンドの人工芝化工法について。  今年度予算には、体育センターグラウンドの芝生化事業として360万円が計上されています。そして、有識者の方々で人工芝化の設計に向けた検討もされ、6月15日には実施設計事業者の公募も始まりました。私も、体育センターグラウンドの人工芝化によって、本市のサッカーの振興のみならず、県西地域のスポーツ振興等にも大変寄与するものと期待しています。  そこで、この人工芝化に当たっては、グラウンドをアスファルトやコンクリート施工した上に人工芝を敷く工法や、路盤工事等をしたグラウンドの上に人工芝を敷く工法等があるようです。このうち、グラウンドをアスファルトやコンクリート施工した上に人工芝を敷くと、子供たちの膝や腰への負担が増大するとともに、輻射熱が高温化して熱中症が増加するおそれもあり、さらに工事金額が高額化するなどの報告もあります。  そこで、本市の体育センターグラウンドの人工芝化の工法について、どのように考えているのか、市長の見解を伺います。  以上で、この場での質問を終わります。簡潔で明快な答弁をお願いいたします。           (9番 加藤洋一議員 降壇) 5:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 6:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 おはようございます。  それでは、加藤洋一議員の御質問にお答えをいたします。  最初に、新生児への臨時給付金の対象拡大についてでございますが、御承知のとおりで、国の特別定額給付金の給付対象者は、令和2年4月27日を基準日とし、その日現在において住民基本台帳に記録された者としております。この基準日の翌日以降に出生したお子さんは給付金の対象外となりますが、緊急事態宣言が解除されても、市民生活への影響は今後しばらくは続くものと思います。そこで、育児に取り組む子育て世帯については、特別定額給付金を支給された世帯への支援との均衡を図るため、また経済的な負担の軽減を図るため、市独自の支援策として対象者を拡大し、4月28日から8月31日までに出生したお子さんに給付金を支給することとしました。  御質問のように、その対象とする期間についてでございますが、対象とする期間については様々な考えがあろうと思いますが、県内の市町の状況を参考にし、先行事例よりも、南足柄市としては拡大をしたところであります。  次に、市民に寄り添う広報誌についての、広報誌への掲載手順等の改善についてでございますが、昨年の台風19号は、10月12日から13日にかけて、本市に大きな被害をもたらしました。御承知のとおりです。被害状況の広報11月号への掲載については、編集スケジュールのいろいろな都合、絡みと、被害状況が確定しなかったことから掲載せず、被害状況を整理した上で、12月1日号に掲載する判断をいたしました。  災害などの非常に緊急を要する場合の広報につきましては、防災行政無線や情報配信メール、ホームページをまず第一に考え、市民の皆様のお手元に情報をお届けする必要がある場合は、臨時を含め、自治会回覧などの手段で広報しております。市民の皆様には、平常時から情報入手の手段を知っていただき、災害時にそれらをうまく活用できるようにすることが必要だと思いますので、そうした周知にこれからも更に努めてまいりたいと思います。  昨年の台風による災害は、これまでに経験がなく、広報の役割について学ぶ点がたくさんありました。多くございましたが、このような災害を標準と考え、今後も、今市民の皆様にお伝えすべきことは何かを常に意識し、認識し、可能な限りタイムリーに情報をお伝えできるように努めてまいりたいと考えます。  次に、支援策等の広報誌への掲載についてでございますが、昨年の台風19号による被害状況については、土砂崩れ等による被害によって、断水という今までにない事態になり、多くの市民の皆様に影響が生じた一方で、人家等への土砂災害は、地域がかなり限定されておりました。  そうした中で、私は特に大きな被害がありました地蔵堂地区に、台風が過ぎ去った直後の10月14日に、自治会長さんと一緒に一軒一軒訪問し、現場の確認と被災された方々のお話をお聴きしました。また、り災証明、支援策につきましても、市ホームページに掲載するとともに、被害を受けられた地蔵堂地区、そして塚原地区の世帯の方々に、いち早く14日から職員が直接戸別に訪問し、り災証明の手続について説明をさせていただきました。  こうした対応をする一方で、人家等への被害のあった地域が限定的であったために、市民の皆様の中には、市内で大きな被害があったことを十分に把握されていない方々もおられる実情がございました。そこで、12月1日号におきましては、被害状況を写真とともに広く市民の皆様にお伝えすることといたしました。  支援策等につきましては、国や県からの支援策の情報が決定された都度、ホームページで御案内しました。また、全ての支援策を一覧にまとめたものもホームページに掲載いたしました。  今後とも、ホームページを御覧になれない方も含め、必要な情報を必要な方にお伝えできるように、状況に応じて媒体を考慮しながら対応してまいりたいと思っております。  今、御質問いただいた点、十分にこれからも考慮してまいりたいと思います。  次に、体育センターグラウンドの人工芝化工法についてでございますが、体育センターグラウンドの人工芝化の設計につきましては、公募型簡易プロポーザル方式とし、現在公募を開始しているところであります。  人工芝の下地につきましては、コンクリートと透水性アスファルトとしておりますが、水はけに優れたコート面が安定するものであれば、他の下地も採用することも可能であるとしておりますので、より良い工法で実施をしていきたいと考えております。  なお、子供たちのみならず、利用者の膝や腰への負担に配慮する必要があることから、人工芝の毛足はロングパイルの55ミリ以上とし、日本サッカー協会の公認コートとなれる仕様としております。また、輻射熱につきましては、高温化を極力防ぐ充填剤などの使用を提案項目としております。  今後提出される技術提案書の内容を精査した上で、機能や費用対効果などを十分考慮し、業者選定をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。           (加藤修平市長 降壇) 7:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 8:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 答弁、ありがとうございました。  それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず1番目、新生児への臨時給付金の対象拡大についてなんですけれども、市長のほうからは、ちょっと今は考えていないということなので、考えていないと言われたら、今ここで私があれこれ言って、やっぱり出しますと、市長の英断もなかなか難しいでしょうから、御検討いただくんですけれども、そのための参考意見で、この前の本会議のときにも、何で8月31日までなのかという質疑もございましたよね。  確かに、隣の町では7月31日で、南足柄市は8月31日で、市民の中には、隣の町のまねっこみたいなこと、1箇月延ばしただけじゃないかというようなことを言う人もいます。でも私は、出ないよりは、やっぱり8月31日でもまず出すべきだという考えでおります。そのことについては、市長に敬意を表するものでございますけれども、たまたまこの前の日曜日の新聞に、医療機関へのアンケート調査を行ったところ、出産を扱う医療機関への調査では、多くのところで、母親学級を閉鎖する、産後の面会は禁止する、立会出産も禁止する、そのような医療機関が多くなっていると。孤独な出産を余儀なくされていることが今後予想されて、分かりますよね、新型コロナウイルス感染のことで。ですから、私は、母親や新生児、家族も含めて、御主人等の家族も含めて、エールを送る意味で、今年度中にしたほうがいいんじゃないかと、すべきじゃないかという考えなんです。  もう一つ、これが本当に3月31日までの、私がいいなと思ったのが、緊急事態宣言が発令されました。4月上旬から5月下旬まで緊急事態宣言が発出されて、外出自粛ですね。4月、5月です。そのとき、御主人が在宅勤務することになったりして、うちにいることが多かったと。ふだんは、朝早く出掛けて夜遅く帰ってくると。なかなか御夫婦で一緒にいることもなかったんだけれども、この緊急事態宣言の外出自粛によって、4月、5月は、全員とは言いませんよ、多くの方が御自宅にいることが多かったと。そこで授かった命が、来年2月から3月に生まれるということなんですね。ですから、国が発出した緊急事態宣言でうちにいて、そのときに授かった命、それが来年2月、3月に生まれるわけですから、いいのかなと。是非、支給してほしいなという思いです。私はこの思いだけで、別に8月31日だから、3月31日だから、別にそういうことではないんです。  市長、まずここで一回聞かないと、質問が長いと言われちゃいますから、市長に一回お聞きしましょう。いかがですか。 9:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 10:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 加藤洋一議員から、新生児に係る、こっちに係る特別定額給付金の拡大という観点の背景であるとか、いろいろな状況をおもんぱかったときには、もう少しその拡大の配慮もあっていいのではないかということだと思っております。  今御質問された観点は、十分に私も承知しました。そしてまた私も共感、同感に思うところもございます。これは、なかなかどれもこれも間違いのないいろいろな考え方だと思っています。それは様々だと思っております。  私は、この特別定額給付金が、先ほども申し上げたとおり、また御承知のとおりで、4月27日基準日において、そこに住民基本台帳に登録されている方ということが、まず押さえがありますので、それに対してどう拡大していくのか、横出しをしていくのかということだと思います。そのときに、新生児に対する支援というのが、私はやはり必要であろうと。別に、先行された自治体のまねをしているわけではなくて、まねではなくて学びをしながら、なるほど、そういうことがあるなというようなことで、期間も拡大をして、させていただいたところであります。  そしてまた、コロナ禍の中で、いろいろな御苦労をされている方々、生活の上で、また経済的な活動の中でたくさんいらっしゃいますので、やっぱり私としては、もっと総合的に全体を見渡しながら対応すべきではないかなという思いがありますので、新生児に対する支援という観点で行くか、それは今おっしゃられたとおりのいろんな背景があると思います。  現在、妊娠中の方々、大変な御苦労もあろうと思います。そうした人たちへ対するエールも含めてというのは、全くもって私もそういうような思いがいたしますが、やはりここは総合的に、これは全くやらないということではなくて、一応4箇月拡大をして、市独自の横出しで対応しておりますので、もっとほかにもいろんな方がいらっしゃるということを考えて、それで限られた財源の中でどう支援をしていくのか。国家が国民に対して行うこと、都道府県が、神奈川県が県民に対して行うこと、市町村が独自にどこまで何ができるかということも十分に考察しなければいけないと思っております。 11:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 12:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 市長の若干前向きな考え、説明をお聞きして、是非拡大を検討していただければと思います。  私は、この新型コロナウイルスで、日本で本当に皆さんは大変な思いをしている、そんな中なんですけれども、私はひそかに、来年出生者が増えるんじゃないのかなと。それは、在宅勤務等によって、外出自粛とか、自宅にいることが多くなって、私は、私ひそかです、何の根拠もないです。思っているんですね。そうすると、今国は少子化で悩んでいる中で、じゃ、もっと少子化を解消するのには、在宅勤務をもっと今後も推奨していく方法もあるのかなというようなことも考えながら、これは国の政策ですので、答弁は要りませんので、次ですね。時間配分の関係もあって、3番の体育センターグラウンド、こちらのほうの質問に入らせていただきます。  これは、もう既に実施要領6月15日、おとといの日にもう出されていて、もう公募が始まっているということですよね。その中で、答弁の中には書いてありましたけれども、もう透水性アスファルト施工をするというようなことも書いてあるんですよ。ということは、これから今設計事業者さんをいろいろ公募するときに、もう透水性アスファルト施工をするという誤解というか、その辺生じないですか。もうそれじゃなきゃ受け付けないよという、申請を受け付けないよというふうには見られないですか。その辺どう考えていますか。 13:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市民部長。 14:◯市民部長〔杉田倫子〕 ◯市民部長〔杉田倫子〕 加藤洋一議員につきましては、実施要領をもう御覧になっているという前提の下でお話をさせていただくところですけれども、その中で、原則的にはそのような書き方をされておりますが、ただし、水はけに優れ、コート面が安定するものであれば、他の仕様も可とすると明確に入れさせていただいておりますので、専門の設計業者さんであれば、その当たりについては、十分考慮していただけるのではないかと考えております。 15:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 16:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 この辺、人工芝の下には路盤工だけ、だから極端なことを言うと、もうグラウンドの上にそのまま人工芝を載せちゃうのか、アスファルトを一回全部敷いて、その上に人工芝を載せるのかという、極端なんですよ。ネットで調べると、人工芝、施工で調べると、一杯出てきます。メリット、デメリットいろいろ、金額等々も含めて、ネットで調べると一杯出てくるんですけれども、私が先ほど言ったように、アスファルトで固めると、子供たちへの体への負担だとか熱中症の不安、あと工事金額も高くなりますよというようなことも出てきて、私はそのようなところから意見を、考え方というのを見たり、専門家の人から聴いたりしているんですね。  まず、その前に、答弁にもありましたように、日本サッカー協会の公認コートにまずなることを目指したいと、これJFAの公認ピッチということですよね。これも大事なことだと思うんだけれども、まずこれも大事な要素だと考えていいんですか。 17:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市民部長。 18:◯市民部長〔杉田倫子〕 ◯市民部長〔杉田倫子〕 議員のおっしゃるとおりでございます。 19:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 20:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 聴き取りのときにお聞きしたんですけれども、このJFAの公認ピッチになると、神奈川県のサッカー協会から4,500万円の補助金が出ると。もうこれは確定しているんですか。それとも申請中、どういう段階なんですか、今は。 21:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市民部長。 22:◯市民部長〔杉田倫子〕 ◯市民部長〔杉田倫子〕 まだ、設計書が出来上がっておりませんので、申請事務まではまだ進んでおりません。今回、プロポーザルによりまして設計書を作っていただきまして、それを11月11日くらいまでに出していただいて、申請事務に進めていきたいと考えております。 23:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 24:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 そこで、ちょっと疑問点というか、あと矛盾というか出てきて、悩ましいところが出てくるわけですね。JFAの公認ピッチの下って調べると、結構アスファルト施工、透水性アスファルト施工されているところが多いんです。どうしても公認ピッチに通りたいというと、もう多くがアスファルト施工になるというと、アスファルト施工すると、子供たちへの負担が出てくると。  だから、極端なことを言って、こんなこと今答えられないのかもしれませんけれども、JFAの公認で、神奈川県サッカー協会から4,500万円の補助金をもらうのが優先なのか、子供たちの体を守るためにという、両方どっちかを採らなくてはいけないという、両方採るという方法もあろうかと思うんですね。どう考えている、その辺は。 25:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市民部長。 26:◯市民部長〔杉田倫子〕 ◯市民部長〔杉田倫子〕 議員もおっしゃったとおり、両方考えていかなくてはいけないと思っています。今の南足柄市の財政を考えたときに、やはりもらえるものはもらっていくというのが大事だと思っております。まして、安い金額の工事ではございません。それを全て一般財源で対応するというのは、なかなか厳しいものがございます。かといって、それが子供たちに限らず、利用する方々のお体の負担になるということも望ましいことでは当然ございませんので、先ほど市長も答えましたように、そこを配慮したような形で、ロングパイルをちょっと長めにしてみたりとか、そういったところを工夫することで、膝への負担を軽減していきたいと思います。  また、当然、サッカーコートにつきましては、毎日のように使うものでもないことも考えられます。ある程度、週何回というところもございますので、そのあたりも含めて、十分考慮はしていきたいと考えております。 27:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 28:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 部長からも結構前向きな答弁を頂いて、そのとおりなんですね。だから、もちろん私も、サッカー場をとにかく造ることが、人工芝のサッカー場を造ることがまず第一ですよね。まず欲しいんです。それはもう県西地域におけるスポーツの活性化に、私も寄与すると思いますから。そのためには、じゃ、どうするんだといったときに、その補助金も、神奈川県サッカー協会さんの補助金も欲しいと。でいながら、子供にも優しい、その辺の難しい選択があるんですけれども、ちょっと皆さん方詳しいので、職員の方が詳しいんだけれども、JFAの公認ピッチでありながら、アスファルトを使っていないグラウンドってどこか知っていますか。 29:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市民部長。 30:◯市民部長〔杉田倫子〕 ◯市民部長〔杉田倫子〕 申し訳ありません。そこまでは情報収集してきておりません。 31:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 32:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 この補助金をもらうためなんですけれども、神奈川県サッカー協会なんですけれども、ちなみにお聞きしたいんですけれども、たまたま副市長と柏木企画部長さんは、元県職だったり、現県職だったりするんですけれども、神奈川県サッカー協会の役員の方とも面識とかはあるんですか、お二人は。いかがなんですか。 33:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 34:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 たしか森さんが会長だったんじゃなかったかと思いますけれども、県議の方ですね、はい。よく承知しています。 35:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 36:◯企画部長〔柏木 剛〕 ◯企画部長〔柏木 剛〕 私自身は、そういった協会の方々とちょっとお会いしたことはございません。 37:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 38:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 最近、副市長は、今の職として、何かサッカー協会の役員さんとお会いしたことはあるんですか。 39:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 40:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 ベルマーレの開幕式ですか、そういうところでお会いさせていただいたことがあります。 41:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。
    42:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 じゃ、最後、副市長に申し訳ない、最後なんですけれども、そのときとか別の機会でもいいんですけれども、この補助金の交付のお願いだとか、ピッチの工法の、その辺について何か具体的にお話とかされたことはあるんですか。 43:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 44:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 会うと世間話的にはさせていただいていますし、これで公募を掛けていますので、改めてお伺いしようかなとは思っているところではございます。 45:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 46:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 あと、その工法で、先ほど子供にも優しく、補助金も出て、公認も取れると、そのようなピッチを検討していくということに、これは今後是非検討していただきたいと思います。  あと、その工法の関係でもう一つなんですけれども、人工芝の中に、あれは人工芝をそのまま敷いて、その上でサッカーをやるわけじゃなくて、ゴムチップのようなものを敷くんですね。その中に、要項の中にも、何か洋服に色が付かないものだとか、充填剤というのか、ゴムチップというのか、よく分からないんだけれども、どっちにしても、人工芝の下に何か敷くわけですね。また、いろいろ調べたりお聞きしたりすると、それが雨の日に流れて、水路に入って、環境汚染になる場合だとか、あと、これはアメリカの報告なんだけれども、ゴムチップ、古いタイヤとかを使うと発がん性があるなんかという、これはアメリカ、日本では報告ないので、アメリカの報告にあるんですね。その辺、環境汚染だとか発がん性、どのように検討されているのか、工法の中でお願いいたします。 47:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市民部長。 48:◯市民部長〔杉田倫子〕 ◯市民部長〔杉田倫子〕 議員もおっしゃられたとおり、確実なものでないような部分もあるということでは承知はしております。ただ、環境に配慮するということはとても大事なことですので、私どものほうといたしましても、できるだけ安全で、環境に配慮したものを採択していきたいと考えております。 49:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 50:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 そうですよね。先ほどの工法のところでもそうなんだけれども、中に入れるもの、そのものについても、やっぱり少し子供に体に優しい、子供だけじゃなく大人も使うわけですから、人間の体に優しい、環境にも優しいもの、何かよると、ゴムじゃなくて、別の何かチップもあるように聞いておりますので、その辺はよく御検討していただければと思います。  それでは、2番目、市民に寄り添う広報誌についてということで、先ほどの答弁の中で、10月12日の台風の後、市長は直接もう被災者を回ったというような答弁があって、広報に載せるよりは、それは市長が直接被災者のところを回っちゃったほうが早いと思うんですけれども、まず私がお聞きしたいのは、去年の10月12日のことに対するどうのこうのではなくて、今後のことについてお聞きしたいんですね。まずそれが、1点目が掲載の時期、それと掲載の内容、2点についてお聞きをいたします。  まず最初に聞くんですけれども、前の月の中旬に起こった、だから台風19号は10月12日に起こりました。それは、本当にそれから数週間しかない中で、南足柄市でも、11月号に載せるというのは、広報作成のプロセスの、物理的にそれは可能なんですか。載せようと思えば載せられたんですか。先ほどの答弁では、可能だったんだけれども載せなかったみたいなことがあるんだけれども、これは可能なんですか。 51:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 秘書広報課長。 52:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 時期的な部分につきましては、10月の台風19号につきましては、ぎりぎりのところであったというのが事実でございます。           (発言する者あり) 53:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 時期的にはぎりぎりで、ただその台風が過ぎ去った後、もろもろ職員全庁体制で、断水等もございましたので、そちらの対応もございましたので、物理的にはちょっと今回は難しかったと認識しております。 54:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 55:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 具体的に考えていくと、私も元職員だったから、取材に行ったということがあるんだけれども、例えば10月12日に、夜だから大雨が降りましたと。その日なかなか取材に行くのは難しいから、13日の日曜日に行くといったときに、当然写真を撮る、いろいろ取材をする、必要なデータを集めて原稿を書く、原稿を割り振る、印刷所のほうに持ち込む、それが半月で、それは南足柄市で今でも可能なんですか。これだけのことをやるのは可能なんですか、今。 56:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 秘書広報課長。 57:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 実際のスケジュールとしましては、中旬過ぎに印刷業者へ持ち込むという、毎月、前月の中旬過ぎには印刷業者に持ち込むという形になっておりますので、もろもろ取材等を重ねるということを考えますと、難しい部分もあるかと思います。ただ写真だけを掲載するということは、状況によっては可能であるかと考えております。 58:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 59:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 だから、課長にお話ししたいのは、そのシステムがやっぱりどこかで変えないと、もし同じことが起こったときにできなくなっちゃうでしょうと。印刷所に中旬に持っていくじゃ、もう全然、誰が考えたって間に合わないよね。第一、13日に取材に行っているんでしょう、写真を撮ったんでしょう。それで中旬といったら、一応15日頃のことを中旬というのか。そこまでで、だからその印刷所への持込みをもっと遅くするとかの、20日前後でもいいよ、もっと二十何日でもいいよというようなことにしないと、だからさっき私は物理的に可能なんですかと聞いたんですよ。できないなら、どこか変えないといけないわけじゃないですか。印刷所の持込みをもう少し遅らせるとか、と言ったんだけれども。  それと、今度、もう11月1日号は、もう多分大体割り振りできていましたよね。大体多分、この台風が起こった頃、10月の半ばにはもう割り振りが出ていた。それを、どっちかを選択しないと、そこから。この11月1日号に台風19号の記事を載せるのであれば、まず一つ目が、元々載せようと思った記事を取る、それで紙面数を、例えば20ページなら20ページに保って、これ取ると、取るというか、それを翌月に送るが一つだよね。二つ目は、20ページだったのを、11月号は24ページにしようと、ページ数を増やす。どっちかしかないんですよ。南足柄市はそれを両方、どっちを選択するんですか、そういうときには。 60:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 61:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 ただいま課長が御説明させていただいたのは、台風19号の被害の状況が非常に広範といいますか、甚大なものもあったというような状況の中で、どういうふうな人員の配置をして、割り振りをして、何を優先すべきかというお話をさせていただいていたところでございます。当時のことを振り返りますと、まずは被害の状況を把握しなければいけないというようなことで、先ほど議員は取材というお話をされましたけれども、取材ではなくて、状況をしっかりと把握して、その対策を早めにしなければいけないというような状況で追われていたということでございます。  広報の職員からすれば、断水がございましたので、広報車を出して、市民の方々に呼び掛けをし、そういうことでやらせていただいたところでございまして、その時々に必要な情報というのは、申し訳ございませんけれども、ホームページだとか、そういう格好でまとめさせていただきましたけれども、なかなか広報誌のほうに、それを時間のある中で掲載を、今加藤議員が言われたように、こういう順番で割り振りをして、もう決まっていたものをどけて、それを調整するというようなものを、時間的にそれを、この台風19号においてはやるべき話ではなかったというふうに思ってございます。そして、それはほかのいろんなケースがございますので、それに応じて、しっかりとそれは対応していくべきだというふうに考えてございます。  以上です。 62:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 63:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 副市長、何を言っているんですか。私は、広報の人は広報で自分の仕事があって、別に、それでそれ以外に職員がいるわけだから、その人たちがいろいろ災害対応に当たる、広報も一緒に当たるとか、広報は広報班で取っておかないと、記録として取っておかなくちゃいけないじゃないですか。それもそうだし、副市長が言っているのがおかしいのは、何を答弁しているの、何が言いたいのかよく分からないのは、指定都市である相模原市は11月1日号に7ページですよ。もちろん写真もそう、記事もそう、市長のお悔やみの言葉、お見舞いの言葉。南足柄市は12月1日号でも2ページですからね。7ページ、それ指定都市ですよ。でいながら、一方で小山町、ごめんなさい、小山町が7ページでした、間違えました。相模原市は、今度小山町、町もそうで7ページ、相模原市も3ページ、11月1日号でね。今度指定都市であるところもやって、小山町、町であるところも11月1日に載せているという、そういうのというのは、こういうことを見たり、あとそういうことに気づいた市民の人から聞かないと分からないから、今後南足柄市もそういう対応をすべき、そのシステムを改善すべきじゃないですかと質問しているんですよ。私はもうとにかく、もう過ぎちゃったことだから、その11月1日号に載せなかったことをとやかく言っているものじゃないんですよ。今後の話をしているんだから、だからそれで市長、副市長の答弁は無しにして、何、可能なのですか、だからその今回、ページ数、広報担当の課長としては、部長さんがいないから課長に答えてもらうしかないんだけれども、ページ数を増やすのか、例えばもう載せようとした記事をやるのか、その辺の選択、南足柄市だったらどっちを取るんですか。 64:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 秘書広報課長。 65:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 すみません、どちらを取るかという点に関しましては、そのときの災害の状況と、元々掲載する予定であった記事の兼ね合いによると思いますので、どちらかということをこの時点でちょっとお答えはできません。  ただ、ページ数を増やす、あるいは記事の内容を差し替えるという点は、今後災害の状況に応じては必要なことだとは考えております。そういった認識の下で、時期的な、物理的なスケジュールもありますので、そこは十分考慮しながら、今後は対応させていただきたいと思います。 66:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 67:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 だから、そういう前向きな答弁を頂ければいいわけ。私が思うに、まず広報の、まず私が考えるのが、編集長的な人がいなかったんじゃないのかと。各雑誌、週刊誌等でも、編集長という人がいて、何か急にでかいスクープ記事が入ってきたときに、おお、この記事はもう次号に回せと、この記事をとにかく載せろとするのは編集長とか、記事の差し替えもそうだし、この記事をいつ載せるのかと、この10月12日に起こったものを11月1日号に載せるんだと、その決断をするのも編集長。まさか市長は編集長じゃないでしょう。課長なのかな。だから、いないと思うんだけれども、その辺どう認識していますか。編集長、だから、課長が部長たちに命じるわけですよ。防災の部長に写真を持ってこいだとか、それで、載せようと思っていた教育部の関係の学校の在り方、これをじゃ飛ばして、ここにこの災害を載せるということを決断するのは編集長なんですよ、決断する最終責任者ね。だから、雑誌の後ろには編集者って名前が出ているわけ。それは課長なのかな。できるのかな。 68:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 秘書広報課長。 69:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 秘書広報課長として、しっかり対応していきたいと思っています。 70:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 71:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 あっさり答えられちゃったけれども、1点目が、だからその編集長のもっと権限強化が必要なんじゃないかなと思うことです。  あと、二つ目なんだけれども、ページ数を臨機応変に増やす権限も編集長が持つ。今、大体南足柄市って20ページぐらいですか。それって、今臨機応変に増やせるんですか。いや、今月は記事が多いから24、28にしようとかということはできるんですか。予算の関係もあるんだけれども、できるシステムになっているんですか。 72:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 秘書広報課長。 73:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 議員おっしゃられるように、当然予算の部分もありますが、若干の融通は利かせることはできると考えています。 74:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 75:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 私もかつて広報誌を作っていた経験から、やっぱりもう年間計画って決まっていて、はい、今月は予算を載せる月だよ、決算を載せる月だよ、金太郎まつりを載せる月だよ、大体年間計画、アバウトなのは決まっていて、それでその都度行革が載ったり、小学校の再編計画を載せたりということを今やっていますよね。だから、年間計画はもちろん大事なんだけれども、余り縛られ過ぎちゃうとがんじがらめになっちゃって、だからそのとき編集長、課長が、部長にも誰にでもすぐ命じて、今度資料を持ってこいと、これ今回載せるから持ってきてくれと、そういう体制づくりというのはやっぱり大事なんじゃないのかなと思うんだけれども、市長、そのエールを送ってあげてくださいよ。 76:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 77:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 広報という業務というのは、別に法律や法令や条例によって、根拠付けがあってやる仕事ではなくて、適時適切に、柔軟に、現場主義で、そして南足柄市の状況を、市内の状況を市民へ、また場合によれば市外へも発信する大変大きな役割を担っている仕事だと、そのように思っております。  そうしたことの中で、やはり広報を発信する、情報を発信するということは、適時適切を心掛けていかなければいけないと思っておりますし、市役所の業務にも様々でございますが、法律、法令、条例、規則の根拠の下に、しっかりとステディーにやらなきゃいけない仕事、そして市民や市民生活、あるいはまた南足柄市の存在をPRする、そういうような業務については、やはりできるだけの可能性の追求をしながら、柔軟に対応できるところは柔軟に対応して、リアルタイムに、そしてきっちりと対応するという、そういう姿勢を持って、もうこれはこうでなければいけないという、そうしたコンプリートした考え方ではまずいと思っておりますので、なおそういう体制を、先ほど申し上げた適時適切をしっかりと心掛けて対応してまいりますので、よろしくお願いいたします。 78:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 79:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 ということで、市長から秘書広報課長に、編集長としての権限が委任されたわけですので、次回以降、目をみはって、時事を見ながら、これを載せるべきだというものは載せていっていただければなと思うんですね。  私、それが今、掲載時期についての質問が終わらないし、今度掲載の内容についてなんですけれども、例えば10月12日に災害が起こって、その災害、被災された方への支援策等、各種支援策等が一切載っていない。だけれども、これって、例えばいつでも出せる状態になっているんですか。例えば、水の災害が起こったときにはこういう申請、どこどこ、何々課へこういう申請をしてください、こういうの、それというのは、システム上もう防災のほうで持っているんですか。 80:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 秘書広報課長。 81:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 その体制はできております。特に、昨年の台風19号に関しましては、もろもろ支援策等ございましたけれども、市でも割と速やかにホームページには掲載させていただいたところであります。ただ当初は、各担当課が個別に発信していた部分がございますので、市民の皆様からすると非常に分かりづらい部分があったかと認識しております。その後、一まとめに、一覧にしたもので、今掲載しているんですけれども、そういった体制がもう既にできておりますので、今後の災害時、同じように秘書広報課としてもろもろ支援策、各課から情報を取りまとめた上で、迅速に広報していくという体制は整えております。 82:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 83:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 もうあるということなので、被災された方が、だから多分、先ほどの答弁の中にもあったように、被災された方のところには、もう翌日、13日には市長等々が回っていられる、そこでいろいろな支援策等もお話しされているということなんだけれども、やはりその被災された方が私にこのことを教えてくれたんですよ。南足柄市は12月1日号だったけれども、相模原市とか小山町は11月1日号でこんなことまで載せていたんだよ、時期も早い、内容も本当に温かいということがあって、やっぱり被災されている方と被災されていない方が感じるのというのは、被災された方はやっぱり少しでも、あ、俺たちのことをちょっと気を遣ってくれているんだなと、それは思うじゃないですか。一般の人は分からなくてもね。  そのことについて、じゃ今度、相模原市では、たまたま亡くなった方もいられたので、お悔やみの言葉があったり、あとお見舞いの言葉があったんですけれども、南足柄市のシステムって、そういう市長のメッセージを載せるという、そういう考えというのはないんですか。 84:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 秘書広報課長。 85:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 議員、申し訳ありません、それは今後同様の災害が起きた場合ということでよろしいですか。           (発言する者あり) 86:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大庭正嗣〕 状況によっては、スペースを割くことは可能であると考えております。 87:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 88:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 他の市や町によっては毎月、市長や町長の言葉を載せるというようなところもあるわけですよ。でも、相模原市さんなんかは、たまたま亡くなられた方だとか被災された方へのお悔やみの言葉、お見舞いの言葉が載っていて、そんなにうんと長く、私が決める話じゃないけれども、やはり市長のこと、メッセージで、そういう言葉を載せたほうが、対象者にはやはり有り難く、気持ちが通じるのかなと思うんですけれども、その辺はいかがですか。 89:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 90:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 毎月、首長の言葉がというところのお話がありましたが、私もたまたま長く秘書課の仕事をしておりましたので、過去においてはそういう紙面を使っての場合もありました。でも、なかなかこれは難しい面もありますよね、そんなことですので、先ほど申し上げたとおり、適時適切をしっかりと判断しながら心掛けてまいりますので、よろしくお願いいたします。 91:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 以上で加藤洋一議員の質問を終了いたします。  ここで10時15分まで休憩といたします。                                休憩 午前 9時59分 ──────────────────────────────────────────                                再開 午前10時15分 92:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 再開いたします。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 高 田 三 郎 議員 93:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 次に、6番高田三郎議員の質問を許可いたします。  高田三郎議員。           (6番 高田三郎議員 登壇) 94:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 無会派の日本共産党の高田三郎です。通告に基づいて簡潔に質問しますのでよろしくお願いします。  最初に、特定健康診査及びはつらつ健康診査の健診時における感染予防について。  5月には、健診の案内が市民に送付され、6月末から各種の検診が始まります。新型コロナウイルス感染症の影響により対象者が特定健診及びはつらつ健診などの受診を控えることのないように、健診時にどのような感染予防に取り組んでいくのかお伺いします。  次に、国民健康保険税の減免について。  新型コロナウイルス感染症の影響で、事業収入等が減少した被保険者の国民健康保険税を減免した場合に、国が新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として財政支援するとされていますが、本市では国民健康保険税の減免についてどのように対応していくのか伺います。  3番目に、学校の新しい生活様式への対応について。  1点目、学校の密集回避について。現在、段階的に学校が再開されていますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の第2波、第3波に備え、学校の密集を回避するため30人以下の学級にすべきと考えますが、見解を伺います。  4番目に、学校給食について。  1点目、提供方法について。学校の給食は今週から再開されていると思いますが、新型コロナウイルス感染症に対応するため学校給食をどのように提供していくのか伺います。  2点目に、給食費の一定期間の無償化について。全児童・生徒を対象として、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴うこれまでの学校休業等により、様々な面での負担増に直面している子育て中の家庭を支援するため、小学校、中学校の給食費を一定期間無償とする考えはないのか伺います。  以上で1回目の質問を終わります。           (6番 高田三郎議員 降壇) 95:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 96:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、高田議員の御質問にお答えいたします。  最初に、特定健康診査及びはつらつ健康診査の健診時における感染予防についてでありますが、本市では毎年、特定健康診査及びはつらつ健診については6月から3月までの間、保健医療福祉センターでの集団健診と医療機関での個別健診を実施しております。本年度も、集団健診では、健診を受診される方が安心して受診できるように、適切な感染症対策を講じた上で、6月26日から実施いたします。  具体的には、受診者の方に対しましてマスクの着用や、会場入口でのアルコール消毒液での手指の消毒を行ってもらうとともに、非接触型体温計等による体温測定を行います。また、換気や待機時等の受診者間の距離の確保、受診時間をずらすことによる人数制限等によって密閉、密集、密接のいわゆる三密への対策を行います。あわせて、健診に従事する医師や職員もマスク、フェースシールド、手袋を着用することや手指や健診器具の消毒の徹底などによって、職員等が感染源とならない対策を実施してまいります。  このような感染予防の対応を行うことを市ホームページ等で周知しまして、対象者の皆様が受診を控えることがないように配慮してまいります。  次に、国民健康保険税の減免についてでありますけれども、本年4月7日に閣議決定された新型コロナウイルス感染症の緊急経済対策において、感染症の影響によって一定程度収入が下がった方々等に対して国民健康保険税の免除等を行うとされ、併せて国民健康保険料の減免を行った市町村等に対する財政支援が示されました。  このことを踏まえまして、本市においても一定程度収入が減少した世帯に対しまして、国民健康保険税の減免を行うこととしました。
     保険税が減免となる対象は、新型コロナウイルス感染症による主たる生計維持者が死亡又は重篤な傷病を負った世帯や、事業収入等の減少が見込まれるなどの減免要件を満たした世帯となります。減免要件は、国が示した基準に基づき定めております。  減免の対象となる保険税は、令和2年2月1日から令和3年3月31日までの納期に係る保険税となりますが、既に相談や申請書の受付を行っております。なお、一昨日6月15日現在で、申請8件、相談16件となっているところでございます。  次に、学校の新しい生活様式への対応についてと学校給食につきましては、教育長が答弁をいたしますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。           (加藤修平市長 降壇) 97:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 98:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 学校の新しい生活様式への対応について、学校の密集の回避についてのお尋ねがございました。  5月22日付けの文部科学省から通知をされました、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル「学校の新しい生活様式」では、新しい生活様式を踏まえた学校の行動基準が示されています。この行動基準では、学校における密集の回避のため、学級を2つのグループに分けて分散登校を実施するなど、身体的な距離を1メートルから2メートル空けることとなっています。  本市では、6月1日から6月12日まで北足柄小学校を除く市内8校の小・中学校で分散登校を実施したところであります。そして、現在は通常の登校に戻している状態です。  御質問いただきました、長期的視点で30名以下の少人数学級を実施する考えについては現時点では実施することは難しいと考えています。現在は、小学校1、2年生で35人以下学級、小学校3年生以上で40人学級としているところです。  ですが、これを一律に30人学級とすれば、教員の数が大幅に足りなくなります。また、学級数も増えることから教室の数が足りなくなる学校も増えてまいります。  今後は、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波に備え、可能な限り密集を避ける取組を学校で実施していきたいと考えております。  次に、学校給食について、その中で提供方法についてのお尋ねがございました。  本市の小中学校では、6月1日から分散登校により学校を再開しており、給食の提供は6月15日から段階的に始めております。現在、学校では、集団感染リスクが高いとされる密閉、密集、密接をできる限り回避するよう感染症対策を講じながら学校運営を行っています。  学校給食を実施するに当たっては、国から提示されている新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドライン等を参考に、学校給食衛生管理基準に基づいた調理作業や配食等を行うよう、給食調理委託業者を含め、衛生管理を徹底して実施しております。  6月15日から、給食を再開して1週間は配膳に係る過程や時間を簡略化して、献立を工夫し簡易なメニューで適切な栄養摂取ができるよう提供しております。その後は、学校の状況を考慮しながら、通常の給食に戻していきたいと考えております。児童・生徒の手洗い、うがい等を徹底し、食事中は会話を控えることや、机の向きを向かい合わせとならないよう配慮し、感染リスクの低減を図っております。  児童・生徒の心身の健全な発達に資する学校給食を安全に提供できるよう、引き続き様々な対策を取りながら進めてまいります。  次に、給食費の一定期間の無償化についてのお尋ねでございますが、全児童・生徒を対象とした新型コロナウイルス感染症対応としまして、給食費を一定期間無償化することについては、現時点では、一定期間無償化する考えはございません。  経済的にお困りの御家庭に対しては、本市の就学援助制度等におきまして学校給食費等の援助を行っているところであります。また、学校休校期間中においても、就学援助費等対象世帯に対して、昼食費に係る負担軽減のため給食費の援助に代わる臨時支援金を支給することとしています。  以上でございます。 99:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 100:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 順次再質問させていただきます。  最初の健診のところですけれども、特定健康診断、このいろんな対策を取って健診をするということなんですけれども、ここで一番心配されるのは、いろいろ熱を測ったりマスクをしたり、しち面倒臭いから今年は行くのはよそうかなとか、そうやって受診を控えることが一番心配されます。  そういうことで、受診を控えることがないような特別な呼び掛けとか働き掛け、そういったものは考えていますか。そこの答弁をお願いします。 101:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 102:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 確かに、こういう時期でありますので、健診を控えるというような方もいないではないと思います。先ほども市長が答弁したとおり、市では健診に対してできる限りの感染症対策を取っておりますので、こういうことを市のホームページ、また、これから、健診を受けられていない方にも勧奨の通知というのをお出ししますけれども、そういう中でも、これだけ感染症対策をしていますので安心して受診していただくというようなことを呼び掛けていきたいと思います。 103:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 104:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 この6月2日から、この受付けが、申込みが始まっていると思いますけれども、例年、申込みすると、申込者が一杯になってなかなか予約が取れないというふうに聞いているんですけれども、今年はこの申込みが始まって、その申込状況はどうなんでしょうか。分かりましたら答弁をお願いします。 105:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 健康づくり課長。 106:◯健康づくり課長〔杉山友紀〕 ◯健康づくり課長〔杉山友紀〕 今年度も、集団健診等につきまして、議員さんおっしゃられている6月2日から受付けを開始したところでございます。  確かに、おっしゃられるとおり健診の数が減るのではないかという心配もしているんですが、ちょっとまだ今の段階では数字等は持ち合わせておりません。今までどおり、おっしゃられるとおり当日、6月2日の当日は結構やっぱり電話がつながらなかったといったようなお話は伺っている、そういった状況でございます。 107:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 108:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 南足柄はここ数年、特定健康診査などの受診率が目標に届かなくて、横ばい状態というふうに聞いております。そういう状態ですので、本当にここで受診率が落ちるのが本当に心配で、私もいつも、最近こういうことを質問ばかりするもので、私も真っ先に特定健診何か申し込んでいるんですけれども、今年は申し込んだら大分早めに予約が取れまして驚きました。いつもは混んでいて、ずっと先のほうしか予約が取れなかったんですけれども、そういうことで、私としては受診を控えている方が結構いるんじゃないかと、そういう心配をしていますので、是非、これは特定健診とかがん検診、これは受診を控えることのないように、積極的に受診率を上げるために頑張ってほしいと思いますけれども、もう一度答弁をお願いします。 109:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 110:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 このような時期ですので、受診率が落ちるのではないかということも、私どものほうも、大変危惧しているところでございます。そのようなことがないように、できる限り案内のほうをさせていただいて、受診を控えることがないようにしていきたいというふうには考えてございます。 111:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 112:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 国保税のほうですけれども、これは例えば介護保険なんかは条例改正するわけですけれども、国民健康保険の場合は、これは現在の国民健康保険税の条例の減免規定のところで対応するんですか。そこのところをお願いします。 113:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市民部長。 114:◯市民部長〔杉田倫子〕 ◯市民部長〔杉田倫子〕 おっしゃるとおり、条例の一部改正をしなくても対応ができる条例になってございますので、今の条例の中で行っているところでございます。 115:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 116:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 条例は、大雑把に書かれていますので細かいことはなかなかよく分からないんですけれども、先ほどの答弁でも、今年の2月からこういう適用になるということで、これは収入はどの程度減ったら対象になるのか、そこら辺は、例えば1箇月だけでも収入が極端に低い月があればこの減免になるとか、そういったもっと分かるような基準みたいなものはありますか。 117:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市民部長。 118:◯市民部長〔杉田倫子〕 ◯市民部長〔杉田倫子〕 議員が御質問でおっしゃったとおり、国の基準のとおりという形で、現在は行っておりますけれども、国のほうで言われている対象者としては、この新型コロナウイルス感染症による主たる生計維持者が死亡又は重篤な疾病を負った世帯、また新型コロナウイルス感染症の影響により主たる生計維持者の事業収入等の減少が見込まれ、一定の要件に該当する世帯、この事業収入等とは事業収入、不動産収入、山林収入又は給与収入等になってございます。  それから、一定の要件というところの中では、その主たる生計維持者の事業収入等が前年と比較して30%以上減少している場合、前年の世帯の総所得金額等の合計が1,000万円以下であること、減少することが見込まれる事業収入等以外の前年所得が400万円以下であること、このような国の基準がございます。  そのような中で、どこをもって収入減を把握するかというところですけれども、申請時までの実績のあるところで提出を求める帳簿等で、その後の月から12月までの実績等を基に推計するという形になってございます。事業収入等が最も減少した月と当該月の前月の事業収入等の実績を求めて、その比較というもので判定しているところでございます。 119:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 120:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 私も、いろいろほかの自治体や何か、インターネットでいろいろ調べましたら、いろいろややこしいことになっておりますけれども、要は市長が判断すれば減免できるということで、市長が減免したら、その分の財源は国のほうで補償するようなことじゃないかと思います。  そういう中で、例えばそういう減免制度を知らないで、後で遡って減免申請する、減免してもらえるのかどうか。例えば6月頃、そういう減免制度に気が付いて2月からそういう減免の対象になるのかどうか、そういったことをもう一度答弁をお願いします。 121:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市民部長。 122:◯市民部長〔杉田倫子〕 ◯市民部長〔杉田倫子〕 先ほど市長が申し上げましたとおり、令和2年2月1日から令和3年3月31日までの納期に係る分ということになってございます。この期間の中であればいつでも申請することはできます。また、それまで申請するまでの間に既に納付されていた場合、こちらの場合について、認められた場合については還付という形の手続を行ってまいります。 123:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 124:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 国保税のほうは分かりました。  次に、学校の密集回避についてですけれども、要はこれでいくと通常の登校になって、それで35人以下、それから40人以下学級になるということなんですけれども、例えばこの新しい生活様式の中で求められている、最低でも1メートル以上、児童・生徒の距離を取るということ、身体的距離を取るということになると、これはクラスに例えば40人入れるのかどうか、そこら辺が心配なわけですけれども、最低1メートル以上距離を取った場合、このクラスの中に何人まで教室に入れるんでしょうか。そこをお願いします。 125:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 126:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 最低何人入れるのかという、詰め込めば幾らでも、幾らでもというか何しろ入れると思います。  ただ、本市にあっては、大体、推計ですが半分以上の学級が30人以下でございます。私、今持っている状況、把握数値では、大体15%ぐらいの学級が40人、36人から40人になってしまうかなと思います。したがいまして、通常のスパンの学級、中学校と小学校ではスパンの数、教室の幅というか長さが若干違うところではありますけれども、多くの学級の中で後ろまでぎりぎりにやれば1メートルの確保はできるのかなと思っています。  ただ、中学校3年生ぐらいになりますと、大変体格のほうも大きくなりますので、ここら辺が例えば少人数で授業をやるとかいうことの工夫が必要かと思います。  そうはいっても、教室の問題であるとかあるいは教科の担任の問題等ありますので、そこら辺のところは各学校のほうの状況、空いている教室等々を踏まえた中での工夫が必要であろうというふうに思っております。 127:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 128:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 いろいろこれも勉強しますと、最低でも1メートルの身体的距離を取るとなると40人は入れないというふうに聞いております。  そういう中で、中には机の両側につい立てみたいなものを作るとかいろんなことをしているところもあるわけですけれども、本市の場合も全てが40人近いクラスではなくて、40人近いのはほんの数クラスだとは思うんですけれども、そういうところでも今の新しい生活様式に沿って最低でも1メートルの距離を取るということで、そういうふうにするということでよろしいんでしょうか。もう一度お願いします。 129:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 130:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 先ほど来も御答弁申し上げましたように、本市にあっては85%程度は35人以下の学級で編制をしておりますので、そこの学級についてはぎりぎりできるのかなと思っておりますが、そうはいってもまだ入学して間もない小学校1年生辺りは、やっぱり出歩くような子供もおりますので、多少の密接はあろうかと思います。  そこは、もう担任の技量で指導するしかないんですけれども、ただ学級のほうも学校のほうも、6月1日から分散登校を始めて、まだ学級の十分な経営、子供たちの状況等が把握できていない状況があります。ですので、今、議員おっしゃられたように確実にできるのかといったら、そこのところはやっぱり若干の無理があるのかなと思っております。  毎回、これも御答弁申し上げるところではありますけれども、様々な子供、障害を持ったお子さんも学級の中に入っておりますし、その子たちが立ち歩いたり、あるいは寄ってきてしまったりというような部分はあろうかと思いますが、そこのところはやっぱり御理解いただきながら、お互いにその辺の状況を、コロナウイルス感染症防止のためにお互いに理解して、保護者の方々にも子供たちにも、懇切丁寧に説明してやっていくことが大事であろう思っております。  以上です。 131:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 132:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 要は15%くらいの学級がちょっと心配な状態というふうに私は理解しました。  そういう中で、この30人以下学級に将来するとなると教員が一杯必要だということなんですけれども、30人以下の学級にすると、南足柄市の場合、教員が10人くらい必要になるというふうに、私が計算するとそうなんですけれども、そういった感じでまずよろしいでしょうか。 133:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 134:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 ちょっと今、すみません。その細かいところの数値は、今、持ち合わせておりませんのでお答えはしかねるところでございますけれども、これは標準法にのっとってやっていかなければいけませんので、それは精査をしてこれからいきたいと思っております。 135:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 136:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 私は、南足柄市の小・中学校の児童数ですか、それを全て30人以下で計算すると、今年度だとこれは10人くらい増えちゃうなということで、一度に先生を10人も増やすのは、これは私自身も難しいとは思っております。  そういうことで、次に給食のほうに移らせてもらいます。  給食、1週間ほどはいろいろメニューや何か考えて、ちょっと簡易なメニューで対応するということなんですけれども、その後のこの通常の給食ということは、今までやられていた子供たちが配膳して回るとかいう、そういう状態のことなんでしょうか。お願いします。 137:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 138:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 基本的にはそういうことではありますけれども、その辺も工夫をしていかなければいけないと思います。  例えば、バイキング方式といいますか、子供たちが順番に並んで、その食材を食器に盛ってもらったものをそれぞれ取りに行くというような方法が通常だと思いますけれども、今では、この密接、密集等を防ぐためには、出来上がったトレーに載っかったものを、誰かが、例えば数少ない者が運んで机の上で頂くという形のほうがよろしいんじゃないかと思っております。  特に低学年、特に小学校1年生、2年生にあっては、その辺の配膳等についても教職員の手立てが必要だと思っております。現在も、この簡易なメニューであっても担任外の者が教室に入って、そして子供たちに給食の提供をしているということで、昨日、私も状況のほうを把握したところでございますけれども、それぞれこれからの中で課題が見えてくるんではなかろうかと思っております。  栄養士、各学校におりますので、これを中心にして担任と連携を取りながら、この密接、密集がないような形の中で努力をしていきたいと思っております。 139:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 140:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 給食も、いろいろ通常の配膳方式でも対策は考えるとしても、このクラスの生徒・児童の数が多いと本当に先生も子供も大変だと思います。そういう点で、十分配慮してほしいと思います。  あと、この給食費の一定期間の無償化についてですけれども、その気がないということ、その気というか無償化にすることはないということなんですけれども、この就学援助費等対象になっている世帯、そういう人たちはいろんな手当てがされていると思います。そういう中で、そういう人たちがちょこっと収入があるという人、そういう人たちは自前でいろんな税金も払い、保険税とかいろんな負担が多くなっております。  そういうことで、この就学援助費等の対象のちょっと上の人たち、そういう人たちにもこの負担軽減を図る必要があるとは思うんですけれども、全く近くの自治体では2箇月分無償化にするだとか、取りあえず3箇月分無償化にするというところがあるんですけれども、南足柄市の場合は一切考えられないということなんでしょうか。もう一度答弁をお願いします。 141:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 142:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 給食費の一定期間の無償化ということにつきましては、先ほど教育長のほうから、一定期間無償化する考えは現時点ではございませんという答弁をさせていただきました。  お尋ねの、経済的にお困りの就学援助費等のもう少し上のといいますか、もう少し範囲を広げての補助はできないかということでございますけれども、基本的には学校休校期間中においてもその就学援助費等対象世帯には給食費に係る負担軽減のために、昼食費の援助を臨時支援金とさせていただいてございます。  新型コロナウイルス感染症対策での様々な援助につきましては、市としても総合的に考えておるという答弁も市長のほうからさせていただきましたけれども、そうした中で給食費に関してはそういった臨時支援金等の支援ということを考えておりますので、現段階では、重ねての答弁になりますが、一定期間無償化するという考えはございません。  以上です。 143:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 144:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 無償化というか、給食費の補助とかそういったことは、今のところは考えていないということなんですけれども、あと南足柄市の学校給食費、この4月から一月400円程度上がっているんですよね。4月、5月は給食がないから給食費はもらっていないと思うんですけれども、この新しい値が引き上げられた給食費というのは、この6月から対応するんじゃないかと思うんですけれども、この今の給食費、せめてこの給食費の値上げを凍結するとかしてほしいと思うんですけれども、そういったことも考えてはいませんか。もう一度お願いします。 145:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 146:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 議員おっしゃるとおり、給食費についてはこの4月から400円値上げをしてございます。4月、5月につきましては、臨時休校となっておりましたので給食費については直接の御負担というものはない形になっておりますけれども、6月に入りまして給食費等々の負担につきましては、この値上げした料金で対応してまいりたいというふうに考えております。 147:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 148:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 値上げになるということで、ただ、今年は夏休みが短くなったり、そういうことで給食の回数がどうなるんだか、私もちょっと予測が付きませんけれども、この4月から値上げになったということなんですけれども、この給食というのは夏休みとか何とかも含めて、提供した給食の数に応じて料金はもらうということなんですか。ちょっと私も分からないところありますので、もう一度お願いします。 149:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 150:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 年間の食数が、小学校、中学校で決まってございまして、その全体の食数を基準とした給食費が設定されておりますので、そうした中での提供を現在考えております。 151:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 以上で高田三郎議員の質問を終了いたします。 ──────────────────────────────────────────
              ◇ 石 川 貴久雄 議員 152:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 次に、12番石川貴久雄議員の質問を許可いたします。  石川貴久雄議員。           (12番 石川貴久雄議員 登壇) 153:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 こんにちは。12番石川貴久雄が通告に基づき一般質問をします。  まずは、新型コロナウイルス感染症発生に伴う諸課題への市職員の日夜の粉骨砕身の御尽力に感謝を申し上げます。そのような状況下において、特別定額給付金の申請書の記入例に3箇所の吹き出しを付け、注意事項を分かりやすくするという本市独自の工夫をしていました。市職員が市民目線に立って仕事をしている姿勢に敬意を表します。  1、小・中学校の暑さ・寒さ対策について。  近年は、異常気象により6月から9月頃までや11月から3月頃までに猛烈に暑い日や寒い日がある。本年は、新型コロナウイルス感染症発生により、3月途中から5月末までを休校にしたため、夏休みや冬休みにも授業が必要と考える。ついては、小・中学校特別教室にエアコンの早急な設置が必要と考えるが、具体的にいつまでに実現する予定であるかを伺いたい。  また、夏休み中に授業を行う際に、給食を提供する場合の給食調理室の熱中症対策について伺いたい。  2、避難所における新型コロナウイルス感染症への対応の強化について。  政府は都道府県に対し、本年4月1日付けで避難所における新型コロナウイルス感染症への対応強化について通知し、その後、同月7日付けで、より具体的な内容を示した。そこで、まずは次に掲げる6点についての本市の具体的な対応強化策を伺いたい。  (1)避難所の収容人数を考慮し、通常の災害発生時よりも可能な限り多くの避難所の開設を図ることについて。  (2)避難者の健康状態の確認方法について。  (3)避難者に対する、手洗い、咳エチケット等の基本的な感染対策の徹底について。  (4)避難所内の十分な換気の実施と、避難者同士を密接にさせないための十分なスペースの確保について。  (5)避難者に、発熱、咳等の症状がある場合は専用のスペースを確保し、その際、スペースは可能な限り個室にするとともに、専用トイレを確保、及び同じ兆候、症状の人々をやむを得ず同室にする場合のパーティションでの区切りについて。  (6)追加が必要な備品の品名、調達時期及び調達数量について。  3、小・中学校の給食調理等業務委託について。  (1)小・中学校の給食調理等業務委託の契約書等と業務実態との整合性について。本市の小・中学校給食調理等業務委託契約書は、長期継続契約約款モデルをそのまま用いているだけと感じられる。そこで、同契約書の内容は業務実態との整合性が図られているのか、また同契約書に規定すべき必要項目は全て掲載されているのか伺いたい。  (2)適正な業務委託について。小中学校給食調理等業務委託については、複数の自治体で各労働局から是正勧告等を受けた事例が見受けられるが、本市においては適正な業務委託が行われていると自信を持って言明できるかを伺いたい。  これにて壇上での質問を完了します。           (12番 石川貴久雄議員 降壇) 154:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 155:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、石川議員の御質問にお答えをいたします。  最初に、小・中学校の暑さ・寒さ対策については教育長が答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。  次に、避難所における新型コロナウイルス感染症への対応の強化についての1番目、避難所の収容人数を考慮し、通常の災害発生時よりも可能な限り多くの避難所の開設を図ることについてでございますけれども、まず避難に関する基本的な考え方についてでございますが、このことについて、この安全な場所にいらっしゃる方は避難所へ避難する必要がないことなどを記載した知っておくべき五つのポイントを、6月1日に自治会回覧させていただきました。また、市ホームページにも掲載し周知をいたしました。今後、感染症対策に対応した避難所運営の在り方も含め、自治会や市民の皆様と情報の共有を図ってまいります。  そこで、御質問の避難所における収容可能な人員につきましては、従来は避難者一人が使用するスペースの基準を原則2平方メートルとして人数の算定をしておりましたけれども、新型コロナウイルス感染症への対応のため、現在は避難者一人が使用するスペースを4平方メートルとして、収容可能人員の算出を行っております。  指定避難所だけでは避難者を収容できない場合などに開設する、体育センターであるとか保育園などの準指定避難所につきましては、指定避難所に避難される方の状況に応じて早めに開設するなどの運用を図ってまいります。今後は、自治会公民館の一時利用等について自治会と調整するとともに、協定を締結している市内事業所等の利用についても、引き続き検討をしてまいります。  次に、避難者の健康状態の確認方法についてでございますが、避難者の健康状態をチェックできるシートを作成しまして、避難所の受付で健康状態を把握できる体制を整えてまいります。  避難者の体温管理につきましては、自宅などで検温してから避難所に移動していただくとともに、各自で体温計を持参していただくよう周知してまいります。自宅等で検温されてこなかった避難者につきましては、持参された体温計や備蓄の体温計、又は学校で所持している体温計などを利用して検温を行ってまいります。  次に、避難者に対する手洗い、咳エチケット等の基本的な感染対策の徹底についてでございますが、指定避難所又は準指定避難所へ避難する際には自宅などで検温を実施していただくとともに、各自でマスク、消毒液、体温計を携行して避難所へ移動するよう周知を図っております。避難所で受け付ける際に、手洗いやうがいの励行、咳エチケット等について啓発資料を配布してまいります。  次に、避難所内の十分な換気の実施と、避難者同士を密接させないための十分なスペースの確保についてでございますが、避難所内が密閉空間となることを避けるため、避難所配備職員が窓や入口の開閉を行い、扇風機等を活用して十分な換気を行いますが、風雨が強いときは十分な換気が難しいことも想定されます。そのため、できるだけ避難者同士を密接させないための十分なスペースを確保し、体育センターや保育園などの準指定避難所も含めた避難所での受入れの体制を整備してまいります。  次に、避難者に発熱、咳等の症状がある場合の専用スペースを確保し、個室にするとともに、専用トイレを確保することやパーティションでの区切りについてでございますが、避難者の中に発熱や咳などの症状のある方がいらっしゃる場合の対応につきましては、教室などを有効に利用して、専用スペースの確保を図ってまいりたいと思います。トイレにつきましても、一般の避難者が利用する場所とは別の場所に確保してまいります。原則として個室での対応を図ってまいりますが、個室が確保できず同室となる場合には、できるだけ空間を開けるなど、配慮してまいります。  次に、追加が必要な備品の品名、調達時期及び調達数量についてでございますが、避難所での感染症対策を行うため追加が必要と考えられる備品につきましては、非接触型体温計、マスク、消毒液、パーティションなどが挙げられます。  調達時期についてでございますが、非接触型体温計やマスク、消毒液につきましては調達の準備を進めております。パーティションは、協定締結事業所へ調達を依頼してから市が入手できるまでに数日程度掛かるため、協定の見直し等あるいはまたある程度の備蓄も含めて検討してまいります。  調達の数量につきましては、非接触型体温計は全ての指定避難所と体育センターや保育園などの準指定避難所の20箇所に購入を考えております。また、マスクは昨年の台風19号における避難者の実績人数1,905人、これを参考にしまして、当面は2,000枚を購入する予定であります。  次に、小・中学校の給食調理等業務委託につきましては教育長が答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。           (加藤修平市長 降壇) 156:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 157:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 小・中学校の暑さ・寒さ対策についてのお尋ねでございます。  御承知のとおり、小・中学校のエアコンにつきましては、現在、普通教室には全ての小・中学校で設置済みとなっています。特別教室については、福沢小学校と中学校3校には使用頻度の高い一部の教室に設置をしてあります。小・中学校の特別教室へのエアコン設置については、現在、国の補助金等の要望をしており、次年度以降に計画的に設置していきたいと考えております。  また、給食調理室の熱中症対策につきましては、全ての小・中学校の給食調理員用の休憩室にはエアコンを設置しており、熱中症対策として、一定時間ごとや体調に応じて活用をしています。  夏季の暑さ対策につきましては、給食調理環境の改善が課題であると認識しています。今年度は、スポットクーラーなどの冷風機や保冷ベスト等による暑さ対策などの応急的な対応ができるようにしてまいります。  次に、小・中学校の給食調理等業務委託について、その中で小・中学校の給食調理等業務委託の契約書等と業務実態との整合性についてのお尋ねでございますが、現在、小・中学校6校で給食調理等業務委託を実施しており、それぞれ3年間の長期継続契約を締結しております。  この契約約款については、御指摘のとおり長期継続契約として委託業務に関した契約条項を記載した標準的なものを用いております。また、契約書類のうち、仕様書には給食の調理、配食、食器類の洗浄、設備清掃など業務の仕様を定めています。契約書を調える際には、国の手引等を参考にしながら適正かつ効率的に業務委託が実施できるよう作成しており、おおむね必要な事項は記載しているものと考えております。  しかしながら、現在の契約約款には、御指摘のとおり、長期継続契約として標準的なものを用いておりますので、より業務実態に合うよう次回の契約を締結する際には見直しを図ってまいります。  次に、適正な業務委託についてのお尋ねがございました。  給食調理等業務委託については、契約上請負であり、労働者派遣事業との区別を明確にしなければならないことは、国の通知や手引等にもあるように重要なことであると認識しております。契約書類の仕様書には、作業の手順等の必要な事項を記載するとともに、指示体系についても明確に示しており、委託業者の調理員に対して直接指示をすることがないようにしております。  安全で安定した給食調理体制を構築するため、教育委員会内においても常に共通認識を持ち、適正な業務の推進に取り組んでまいります。  以上でございます。 158:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 159:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 それでは、小・中学校の暑さ・寒さ対策についてから伺います。  まず、給食調理室ですが、スポットクーラーなどの冷風機、その他の対策をしていただけるということですが、検討だけでは効果がないんです。具体的にはいつ頃から導入できるのか伺います。 160:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 161:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 そのスポットクーラー、保冷ベスト等の応急的な暑さ対策については、早急に実施してまいりたいというふうに考えております。 162:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 163:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 時間の無駄なので、早急にとかそういうのでなくて、もう夏が迫っているんですから、何日後、何月何日という明確な答弁をお願いします。 164:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 165:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 具体的に予算措置を講じる作業を進めておりますので、お認めいただき次第できるだけ速やかに、夏までには講じてまいりたいというふうに考えております。 166:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 167:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 よろしくお願いします。  それでは、特別教室のエアコンの質問をします。  秦野市は、健康管理や熱中症対策の一環として、学校現場の判断に資するための熱中症指標計を全ての幼稚園、小学校及び中学校に配置するための予算を、今回ではなくて平成31年度予算に計上しています。また、製氷機を設置している学校もあるらしいです。  小生は、スポットエアコンは工事不要、比較的安価で、今からでも導入が間に合うと思います。そして、エアコン設置後に不要となれば、体育館で避難やイベント、授業のときに使用できます。本市でも、小生の提案や他市事例を参考にして、万全の熱中症予防対策を講じていただきたいが、教育委員会の具体的な取組を伺いたい。 168:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 169:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 暑さ対策ということでございますけれども、特別教室へのエアコン設置につきましては、先ほど教育長が答弁させていただいたとおり、計画的にこれを次年度以降、整備していきたいというふうに考えております。  スポットクーラー、御提案がございましたけれども、他市での導入事例等もあるようですが、スポットクーラーは、範囲的、冷やせる箇所が限られている。あるいは背面から熱気や騒音が出るということもございます。  全体的な応急対策としては、今年度については普通教室、全て普通教室はエアコンが設置しておりますので、そうした普通教室における授業等を中心に行うことによって、夏季の暑さ対策につなげていきたいというふうに考えております。  以上です。 170:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 171:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 答弁がずれているんじゃないですか。私は特別教室のことを聞いているんですよ。普通教室はエアコンが入っているから、そんなの答えなくたっていいんですよ。ちゃんと真面目に答弁してくださいよ。  ということは、特別教室の暑さ対策については、教育委員会は今年の夏については何の施策もないと、こういうことですね。 172:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 173:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 授業の工夫等によって、普通教室で対応してまいりたいというふうに考えております。 174:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 175:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 そうすると、今年の夏は特別教室は使用しないと、そういう理解でいいですか。 176:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 177:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 全ての授業を特別教室で行うわけではありません。天候も当然、涼しいときもあるでしょうし、もちろん暑くてどうしようもないときには、もちろん特別教室で授業をやるようなことは、各学校とも考えてはいないと思います。そういう場合には、特別教室でできる授業でも普通教室で可能な授業を、普通教室のほうで展開していきたいと思っております。 178:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 179:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 これは予算を伴うことですので市長に伺いたいんですが、避難所が学校になっている場合、新型コロナウイルス感染症対応強化のためには、体育館以外の施設も利用せざるを得ないと思います。  このためにも、特別教室へのエアコン設置は待ったなしと考えますが、次年度以降という曖昧なことではなくて、具体的にいつ設置していただけるか答弁いただきたい。 180:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 181:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 こうした感染症対応の防災の在り方というのは、もう議員も十分御承知のとおりです。そうしたことの上に立って、学校の普通教室また特別教室についても、暑さ対策の設備は必要だと思っております。  特別教室につきましては、たしか5月に文科省からの照会によって補助金の既に申請を教育委員会においてしているはずであります。ですから、今夏についてはここで補助金獲得のための作業を継続しておりますので、今夏については夏休みにおける今までの休校、休業していたそうした空白、そうしたものを含めたどういう形での授業というものは教育委員会でも十分、各学校における授業の在り方というものは検討しているはずでございますから、そうした中での特別教室がどの程度使っていくのか、あるいは普通教室をうまく活用しながらということを含めて対応していくことになろうと思っています。  いろいろと、財源確保等々のスケジュールは、今、申し上げたとおりですから、今夏については工夫をしてやらざるを得ないと思います。ただ、補助金等を確保した暁には、速やかに対応していくと、そう思っています。 182:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 183:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 市長から、一定の前向き答弁を頂きましたので、次の避難所における新型コロナウイルス感染症への対応の強化について質問します。  短期間の間に、適切なもろもろの対応策を策定されたことは評価いたします。  それで、質問としては避難所の床に直接横になると、床のほこりを吸い込み感染症等を引き起こすので、衛生学的安全性のためには避難人数分の段ボールベッドなどの簡易ベッドが必要との見解があります。また、小田原市は5月臨時会の補正予算に防護服などの衛生材料、隔離用簡易テントなどの物品も計上していることとのことです。これらの調達や備蓄も必要ではないかと思うんですが、見解を伺います。 184:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 185:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 簡易ベッド又はパーティションの調達についてのお尋ねがございました。  感染症に限らず、避難者の健康維持のために床に寝かせないと、ベッドが必要というのは、当然認識しております。ただ、ベッドも、先ほども市長から答弁させていただきましたけれども、調達に今、数日掛かるという状況でございます。そうしますと、多少なりとも備蓄をする必要がある、そのような考え方もございます。  ただ、段ボールといいますとなかなかその保管にも、そのスペースですとか、段ボールは吸湿性、吸水性がございますので、難しいところがございますので、そこら辺の課題につきましてはなお検討してまいりたいと考えています。パーティションにつきましても、固定式だけでなくカーテン式のものも含めて、今、検討しているところでございます。  以上です。 186:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 187:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 その点は、よろしくお願いします。
     次に、避難所運営の方法の見直しや職員配置の再設定もしようと考えますが、この点についてはどういうふうにお考えか伺います。 188:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 189:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 避難所の運営方法に対してのお尋ねがございました。  避難所の運営につきましては、今、更に検討しているところでございます。避難所運営協議会とかの設置というのは、地震のとき、こういった風水害の場合につきましては1日から2日の設置になりますので、避難所運営協議会の設置は想定しておりませんが、ただ、現在は新型コロナウイルス対策となりますと、今までのように受付が1箇所ではまずいだろうという、そんな想定もございますので、この辺を自治会や市民の皆様にお知らせしていくに、ある程度こちらで運営方法を固めていく必要がありますので、今、そういった作業を行っております。 190:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 191:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 今までも、今回は速やかな対応をしていただいていますので、これからも速やかな対応をお願いして、次の小・中学校の給食調理等業務委託について再質問します。  まず、初めに適正な業務委託から質問します。  昭和61年の労働省告示第37条、労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準を定める告示や、内閣府公共サービス改革推進室の地方公共団体の適正な請負(委託)事業推進のための手引き、厚生労働省の労働者派遣・請負を適正に行うためのガイド等の内容を熟知している教育委員会の市職員は何名ぐらいいらっしゃいますか。 192:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 193:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 今、挙げられました、そういった国から示された基準等々を熟知している職員の数ということでございますけれども、何人ということは申し上げられませんけれども、担当のほうでは承知しているところでございます。 194:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 195:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 じゃ、担当者は何人いるんですか。 196:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 197:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 上司を含めて二、三名ということでございます。 198:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 199:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 3名の方が熟知しているということでよろしいですね。 200:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 201:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 熟知するよう努めております。 202:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 203:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 ちゃんと熟知していないならしていない、今後努めますなら努めますでいいんですよ。余りそういうところをね、しっかり答えてください。  次に、偽装請負とは、契約上は請負委託とされているものの、発注者が受注者の労働者の指揮、命令するなど実質的に労働者派遣法の労働者派遣事業に該当するものを言います。  本市の学校給食の調理等委託業務において、栄養士などの職員が学校の給食室内等で請負事業者の従業員に対して口頭又は文書で指示したり命令等を行ったりしたことは今まで皆無と先刻の答弁で捉えましたが、その事実は誰がどのような方法で確認しているか伺います。 204:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 205:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 偽装請負に該当するのではないかという確認作業につきましては、現場で栄養士等々にそういったことがないようにということで、周知をしているところでございます。 206:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 207:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 しっかり答弁していただきたいんですが、これを指示、命令しちゃうおそれのある人は、栄養士等の現場の職員なんです。ですから、そこがやっていないと確認するのは、他の方が確認しなければ確認したことにならないんです。それを聞いているので、もう一回答弁をお願いします。 208:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 209:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 確認作業につきましては、現場の調理業務に、そこに入れる職員というのは限られておりますので、そういったことがないという報告は栄養士のほうから受けているところでございます。 210:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 211:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 報告を受けているだけで、その事実は誰も確認していないと理解しましたので、次の質問をします。  給食の請負業務について、労働時間は誰が決定していますか。 212:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育総務課長。 213:◯教育総務課長〔鳥居 智〕 ◯教育総務課長〔鳥居 智〕 労働時間につきましては、委託事業者のほうで定めてございます。 214:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 215:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 それでは、秦野市の担当課では、給食調理業務委託の労働者派遣と請負の区分の必要性について、これは難しいんですね、なかなか。神奈川県労働局若しくは顧問弁護士ともきちんと調整しながらやっているとのことですが、本市はそういうことはやっていますか。 216:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 217:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 契約につきましては、契約約款あるいは仕様書等々、契約を締結した後に、その委託事業者と栄養士等々におきまして、具体的な仕様書に書かれている業務の内容等についてはきちっと確認をしているというところでございます。 218:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 219:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 端的に答えていただきたいんですけれども、私が言ったことは、神奈川県労働局や顧問弁護士と調整しているかと聞いているので、そのことについて答えてください。 220:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 221:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 本市の契約については、労働局あるいは顧問弁護士に具体的には特に御相談等はしてございません。 222:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 223:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 是非、今後はやってほしいと思います。  そこで、市長に伺いたいんですが、業務委託契約はいろいろな部署でやられておりますと思います。本市の全業務委託が適正に行われているかについて、全庁的に検証すべきと思いますが、市長の考えを伺います。 224:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 225:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 根拠になるもろもろの基準等々に照らして、しっかり適正に行われているとは、私は感じておりますが、ただ、そう思っているだけではそれは適正ではありませんので、やっぱりこのPDCAということからいけば、それは適時適切なときにしっかりと確認をする必要があろうと思います。 226:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 227:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 次に、契約書について質問します。  先ほどるる答弁はあったんですが、端的に聞きますが、いわゆるモデルにしているのは工事請負の契約書なんですね。これを給食調理等業務委託に適用するというのは、教育長はこれはちゃんとした仕事だと思っていますか。 228:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 229:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 様々な契約で、標準約款を用いるということは一般的でございまして、このうち給食調理業務委託についても、長期継続の委託用の標準約款を使用しているところでございますが、それがきちっと実態に合っているかどうかということにつきましては、先ほど教育長のほうからも答弁させていただきましたとおり、標準的な約款ということで、若干、言葉遣い等も標準的なものということになっておりますので、より業務の実態に合うように、次回の契約からはその約款の見直しをしてまいりたいというふうに考えております。 230:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 231:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 先ほどから、若干、若干という言葉が出てきますが、若干じゃないんです、大幅多数、そうあれです、実態が不整合ですので、後からそれは質問します。  そこで、原則として、契約というのは口約束でも成立するんですが、教育委員会は何のために契約書を作成し、締結しているのか伺います。 232:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 233:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 この給食調理業務につきましては、委託ということで、給食調理という業務を適切に実施していただくために契約行為をしております。 234:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 235:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 そこは認識が違うんです。  契約書を作成するのは、取引に関して当事者間で、各当事者間の権利義務及びリスクの分担や回避を取り決めることであり、当事者間で発生する可能性のある紛争を予防するといった役割を果たすことなんです。基本的に、何のために契約を結ぶというのは、今の答弁では認識されていないですね。 236:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 237:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 議員おっしゃったことを含めまして、適切に業務を遂行するために契約行為をしているということでございます。 238:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 239:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 それ以上は突っ込むのはやめておきます。  契約書の作成には、取引当事者間で十分な協議、合意が必須でありますが、令和2年、今年ですね、2月6日締結の南足柄小学校給食調理等業務委託の契約書は、誰がいつどこでどのぐらいの時間を掛けて相手方と協議、合意しましたか。 240:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 241:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 ちょっとこの場では詳細にはお答えできませんけれども、契約書を交わしておりますので、相手方の事業者とともに十分協議した内容ということと認識しております。 242:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 243:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 その協議したときに、相手方の会社の方は多数こういった業務をされている会社だと認識していますけれども、相手方から、全然異論は出ませんでしたか。 244:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 245:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 異論については、私は承知してございません。 246:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 247:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 私は承知していないと言ったって、小林部長はその頃担当じゃないんだから、承知はしていないでしょう。担当の方が直接答えてください、ここにいますから。 248:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 249:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 異論がないというふうに報告を受けております。  以上です。 250:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 251:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 先ほど、若干、若干と申しておりますが、執行部は。小生から見ると不整合と思われる条文の箇所が多数あります。ただし、ここでやっていると時間の関係もありますし、本市の失態を外部に余りにもさらすことになりますので、二つぐらいにしておきます。  1点目は、第9条第2項に、10日以内に検査を行い、検査に合格した後、直ちにその引渡しを受けるものとするとありますが、学校給食において10日以内に検査をして引渡しを受けていたら、児童・生徒はいつ給食を食べるんですか。こんな契約文があるんですか。 252:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 253:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 確かに、第9条にはそのような記載がございますけれども、これは飽くまでも標準的な約款ということで、そういった記載があると承知をしております。 254:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 255:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 市長も聞いていて分かると思いますけれども、標準的な約款があるからそのままやるんだったら、別に何も仕事をしなくたっていいわけですよ。そういう答弁はやめてください。  もう一つ、ちゃんとまともに答えてくださいよ、そういう約款があるからそういうふうにやっているんだったら、何も契約書なんか個々に結ぶ必要はないじゃないですか。  第2条に、受注者は契約締結後5日以内に設計図書に基づく工程表を発注者に提出するものとあります。  小生の認識では、設計図書とは、建築物その敷地又は工作物に関する工事用の図面及び仕様書のことですが、給食業務に設計図書は存在するんですか。当該工程表は提出されているんですか。 256:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 257:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 設計図書という御指摘ですけれども、第1条において設計図書は仕様書に読み替える、仕様書等は設計図書に読み替えるという規定がございますので、この設計図書は仕様書と読み替えて、契約上はそういった認識でおります。 258:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 259:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 私、この質問をしているのは別に、次に生かしてもらいたいからやっているんですが、教育部長は何か言い訳ばかりしておりますよね。  その読替えだと言うなら、読替えなんか条文に一言も書いていないですよ。契約書というのは、誰が見ても分かるように書くのが条文なんです。読み替えるなんて書いてあるんですか。第2条のことを言っているんです。  それで、今度はそこをやっていても時間が全部終わっちゃいますので、それだけで。  次に、必要な項目は掲載されていることなんですが、ほんの一例として提案の意味を込めて質問します。  内閣府公共サービス改革推進室の平成24年1月の地方公共団体の適正な請負(委託)事業推進のための手引きによれば、契約書、仕様書等に記載することができると考えられる内容として、請負事業者は1日の業務終了後、調理業務指示書等の定型様式に確認の結果を記載し、調理業務完了確認書に添付の上、地方公共団体に報告し、確認を受けることとしますとあるが、これを本契約書にも掲載したほうがいいのではないかと思うんですが、いかがですか。 260:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 261:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 内閣府のそういった手引については承知してございまして、それらの記述につきましては、今後検討してまいりたいというふうに考えております。 262:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 263:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 やっと前向きな答弁が頂けたので、これらについてはほかにも一杯ありますが、是非、先ほど申し上げたような手引等を参考に、おおむね載せているなんて答弁されていますけれども、載せていないのが私は一杯あると思いますので、是非ちゃんと研究してやってください。  それでは、次に質問します。  本契約書等の書面内容の検討について、先ほどからモデル、モデルを適用したから正しい仕事のやり方だと言っているんですが、これを専任弁護士や校長、栄養士はどういうふうに関わっているのか、これにね、検討に。そのことについて伺います。 264:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。
    265:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 モデルというのは、標準約款のことですか。 266:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 267:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 先ほどから、モデルを使った、モデルを使ったと言うんですけれども、モデルを使うのはそれはいいんですけれども、この実態に合わない契約をつくっていることに関して、一つ一つの契約について専任弁護士とか校長や栄養士の意見を聴いたほうがいいと思うんですよ、モデルだけじゃなくて。そういうことについてはやっていますかという質問。 268:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 269:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 今回の御質問を受けまして、本市の法務専門嘱託員、会計年度任用職員でございますけれども、そちらの弁護士には御相談させていただきまして、アドバイスを受けているところでございます。 270:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 271:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 どんなアドバイスを受けていますか。 272:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 273:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 具体的には、偽装請負に該当する判断基準等々につきまして、議員先ほどおっしゃった昭和61年の労働省告示等の内容につきまして、本市ではそういった該当するのか否かという件についてアドバイスを受けております。 274:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 275:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 どうも、聞いていることに答えてもらえないんですけれども、私は契約書の内容について弁護士は何て言っていますかと聞いているので、もう一回お願いします。偽装請負は関係ない、偽装請負の質問はもう終わったんですよ、終わったの。契約書について、今、質問していますので、契約書について答弁してください。 276:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 277:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 具体的なその約款の条項については、御指摘の点ということは特にいただいておりませんけれども、主な内容がその労働者派遣法に基づく労働者派遣事業と委託との関係ということでございましたので、契約上のことは特に具体的な御指摘はいただいておりません。  以上です。 278:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 279:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 市長に伺いますが、こういう具体的な契約の内容については、個々についてモデルを使っているからそれでいいと教育部長は認識しているんですが、そうなんですか。私はやっぱり一つ一つの契約について、契約というのは大事ですから、せっかく専任のそういう方を雇っているんですから相談すべきだと思うんですが、いかがでしょうか。 280:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 281:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 契約行為の重大さを鑑みると、しっかりと通例的な考えではなくてやはり念押ししながら、この権利関係に及ぶ重要な問題ですから、ここは慎重に確認の作業というのはやっぱり行うべきだと、そう思います。 282:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 283:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 すみません、1点、訂正をしたいと思います。  私、先ほど法務専門嘱託員と申し上げましたが、4月からは法務専門職員という形になってございますので訂正させていただきます。 284:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 285:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 市長がそういう認識であることに安心しました。教育部長の答弁を聞いていると、モデルにさえ合っていりゃいいんだ、いいんだというんで、とても心配で不安が一杯沸き起こります。  それで、新型コロナウイルス感染症や自然災害等、この先何が起こるか、誰も予測できません。それに伴う損害賠償も発生する可能性もあります。  このような状況下で、契約書が不備だと判明しているのに、その改定を次回に先延ばしするというこのような仕事を、市長は容認するのかどうか伺います。 286:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 287:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 精緻に適正な形にしておくべきが契約だと思っておりますから、それは修正の必要性があれば、適正な形に速やかに修正するということだと思います。 288:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 289:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 今の市長の答弁と、第1回目の答弁と矛盾しますね、次回以降という。どうしますか。 290:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 291:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 契約でございますので、相手方がございます。相手方とも十分協議をさせていただきたいと思います。  以上です。 292:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 293:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 それは、教育部長、あなたが契約の意味をちゃんと理解していないからそういう答弁が出るんです。  契約書を締結する意味というのは、先ほど申したとおりで権利義務をちゃんとしっかりしていかないと、損害が起こったときとかそういうときに非常に困るんです。そのために契約を結ぶんです。相手方があるからなんてそんな理由で、市長はすぐやる、必要だと言っているじゃないですか。市長の指示が聞けないということですか、教育部長は。 294:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 295:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 そういうことではなくて、一般的なことを申し上げましたわけで、本市だけで契約行為ができませんので、相手方と協議をさせていただきたいというふうに申し上げたことでございます。 296:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 297:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 ということは、すぐ協議を始めるということでよろしいですね。 298:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 299:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 連絡を取ってまいりたいというふうに考えております。 300:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 301:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 最初からそういう答弁をしてくれればいいんですけれどもね、何か仕事がどんどん後回し後回しにしようとしているのが気になります。  そこで、小生でさえ本契約書を最初にぱらぱらっと見たときに、何じゃこれと思いました。ましてや、本契約書の稟議決裁者の副市長は行政の経験が長く、契約書に関しての知識も深いので、本契約書の決裁をする際、ぱらぱらっと見れば、こんなに多数の業務実態との整合性のない条文が記載されていることに即座に気付くと思いますが、令和2年2月6日締結等の給食調理等業務委託の契約書は、内容を全く見ないで決裁されたんですか。 302:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 303:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 急に聞かれて、私が決裁をしているか分かりませんけれども、議員がおっしゃるんならばそうでしょうけれども、その中を全く見ないのかということではなく、標準的なものだというふうに理解はさせていただいて決裁はさせていただきました。  ただ、今、様々な答弁を聴かせていただいた中で、しっかりと慎重にやるべきだったなというふうに反省はしてございます。  以上です。 304:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 305:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 ということは、中身を見たけれども気が付かなかったと、こういうことですか。 306:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 307:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 結果的には、そういうふうになっていると思います。 308:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 309:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 そうですか。私は、中身を見ていてもこれに気が付かない副市長に、少し意外だと思いました。  それで、給食調理等業務委託契約書以外にも本市には多数の契約書がありますが、先ほどからモデル、モデルと言っているように、モデルのとおりで個々の業務実態と内容の整合性、必要項目の記載漏れ等について、他の契約書にも心配があります。  そこで、今回の質問を契機に、これを水平展開して早急に精査、必要があれば改定すべきと考えますが、市長の見解を伺います。 310:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 311:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 先ほども申し上げたとおりでございます。基本は、原則は権利義務関係をしっかりと契約という行為で確認しているわけでございますから、そうしたものが適正な形になっているということが前提ですし、私はそうなっているだろうというようなことの認識はありますが、なお、先ほど申し上げたとおり、一度対応したからそれでよしではなくて、また確認する作業は必要だろうと答弁しました。そのことの認識であります。 312:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 石川貴久雄議員。 313:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 最後に、ちょっと時間もあるんで市長に伺うんですが、先ほどから教育部長はモデルに沿った、モデルに沿ったと言って、それをあたかも金科玉条のように唱えているんですが、こういう契約書というのは、市長も法学部出身で分かるように、非常に大切なことなんですね、契約書というのは。  それが、個々の契約書については、モデルは飽くまでもモデルであって、一つ一つ丁寧に仕事をしていかなければいけないと思うんですが、南足柄市の行政は、そういう他の部署は一つ一つの契約書に対して丁寧に仕事をしていると、たまたま教育委員会だけがそうだったと、そういう認識でよろしいでしょうか。 314:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 315:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 今、石川議員の御質問にどう答えていいのか、今、答えに困っていますけれども、教育委員会での契約は、契約を結ぶに当たっては一つの標準を基準にして、モデルではなくて標準、そうしたものを一つのベースにしながら、一つ一つ、甲乙しっかりと協議の上でお互いに判を押し合って一部ずつ持ち合うわけですから、そういうことの上での作業がなされていると、私はそう思っております。  しかし、なおなお、そうしたいろいろと状況の変化とか時代の変化、又は突発的な状況が発生する、そうしたことに全てがこれが耐えられているのかどうかということは、やはりそこは行政の仕事としては、あるいは民間の事業者ももちろん同じでしょうけれども、そうしたことが市民生活に直接関わってくることにも及ぶわけですから、慎重な対応が必要だろうと、そう認識をしております。 316:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 以上で石川貴久雄議員の質問を終了いたします。  ここで13時10分まで休憩といたします。                                休憩 午前11時50分 ──────────────────────────────────────────                                再開 午後 1時10分 317:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 再開いたします。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 高 木 吉 勝 議員 318:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 次に、1番高木吉勝議員の質問を許可いたします。  高木吉勝議員。           (1番 高木吉勝議員 登壇) 319:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 皆さんこんにちは。  ただいま議長の許可を頂きましたので、通告に基づき一般質問させていただきます。  中国武漢から発生した新型コロナウイルスのパンデミックによって、世界中が大変な危機的状態に陥っています。  日本では6月15日現在、1万7,549人の感染者、そのうち933人の方がお亡くなりになっています。本市においても感染者7名、そのうちお一人の方がお亡くなりになるという、とても悲しい結果になっています。  このような非常事態の中、感染リスクを背負いながらも必死になって患者さんへの対応に全力で当たっておられる医療従事者の方々に心から感謝を申し上げたいと思います。あわせて、国からの給付金交付などの経済支援対応に部署を超えて市職員一丸となって夜遅くまで当たってくださっている職員の皆様に対しても、さらに小・中学校、幼稚園、保育園の臨時休校、分散登校に対して子供たちへの対応に御尽力いただいた学校関係者の方々にも心から感謝申し上げます。  そのような非常事態の中での一般質問ですので、これから襲ってくるかもしれない新型コロナウイルスの第2波、第3波に向けて、これまでの課題を整理し、今後の的確な対応という観点から、あしがら山河は発言するメンバーを制限し、柏木實議員、高田明美議員、滝本妙子議員らの熱い思いを添えて、代表で高木吉勝が一般質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  小説家吉川英治氏はこのような格言を残しています。たとえいかなる逆境、悲運にあおうとも、希望だけは失ってはならぬ。朝の来ない夜はないのだから。  それでは一般質問に入ります。  1、新型コロナウイルス感染症により発生する懸念点への対応について。  (1)学校休校期間中における子供の学習支援について。本市の小学校、中学校では、3月3日から5月31日までは修了式等の一部日程を除き臨時休校措置を採り、6月1日から12日までは分散登校となった。その結果、およそ3箇月に及ぶ休校によって発生した授業ロスで、子供たちの学力低下が懸念されるが、この間学校においてどのような取組を行ったか伺います。  (2)児童虐待の状況について。令和2年4月27日に厚生労働省子ども家庭局長から各都道府県知事等に対して通知された子どもの見守り強化アクションプランの実施についての中に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、学校等の休業や外出自粛が継続する中で、子どもの見守り機会が減少し、児童虐待等のリスクが高まっています。支援対象児童等の定期的な状況把握を行うとともに、様々な地域のネットワークを活用した見守り体制を強化し、支援が必要な子どもや家庭へ適切に対応していただきますようお願いいたします。なお、各都道府県におかれましては、貴管内市町村(指定都市及び中核市を除き、特別区を含む)への周知をお願いいたしますといった記事があるが、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う本市の児童虐待の件数等の状況について伺います。  2、感染症と自然災害の複合災害への対応について。  (1)避難者間のスペース確保について。令和2年4月7日に内閣府、消防庁及び厚生労働省の連名で各都道府県に対して通知された、避難所における新型コロナウイルス感染症への更なる対応についてにおいて、可能な限り多くの避難所の開設という記載がある。避難者間のスペース確保を図るためには、学校の体育館だけでなく教室の活用、ホテル、旅館等の活用、車中泊、テント泊への対応及びつい立ての設置の4点が挙げられるが、それぞれについての見解を伺います。  これらについては先ほどの答弁で一部理解できましたが、再度確認のため答弁願います。  (2)避難者の熱中症対策及び健康チェックについて。  ア、熱中症対策について。今年の夏は平年より気温が高くなるという予報が出ているが、避難者への熱中症対策をどのように考えているのか伺います。  イ、健康チェックについて。感染症の感染拡大防止のため、避難者の健康チェックはとても重要であると考えるが、避難者の体温測定など健康チェックの体制について伺います。  これらについても先ほどの答弁で一部理解できましたが、再度確認のため答弁願います。
     以上で登壇しての1回目の質問を終わります。           (1番 高木吉勝議員 降壇) 320:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 321:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、高木議員の御質問にお答えをいたします。  最初に、新型コロナウイルス感染症により発生する懸念点への対応についての学校休校期間中における子供の学習支援については教育長が答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。  次に、児童虐待の状況についてでございますが、児童虐待またそのおそれがある児童については、要保護児童対策地域協議会において適切な支援が受けられるよう、状況の把握と確認を行うため、要保護児童として登録をしております。  登録児童数は平成30年度末で133名、令和元年度末では137名となります。受理件数は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大以前の昨年12月から今年2月までの3箇月間では23件でした。3月から5月までの3箇月間では16件となっております。また、1年前の同時期の3月から5月までの受理件数を比較しますと、昨年は40件、今年は16件となっております。本市では、対象児童の家庭訪問等を通して見守りを強化し、虐待防止に努めているところであります。  次に、感染症と自然災害の複合災害への対応についての、避難者間のスペース確保についてでございますが、避難所における新型コロナウイルス感染症への対策につきましては、まずは安全なところにお住まいの方まで避難することのないよう、避難に関する考え方として知っておくべき五つのポイントについて、6月1日に自治会回覧をさせていただくとともに、ホームページにも掲載し周知を図っております。  避難所における三密を避けるため、学校が避難所の場合は、体育館で避難者を収容し切れないときには教室を利用する方向で調整しておりまして、その運用方法について学校と協議を行っております。  指定避難所及び準指定避難所の利用のほかに、自治会公民館をお借りすることについても検討しております。  ホテルや旅館等の活用については、本年5月29日に修正された国の防災基本計画でも検討する旨の記載がありますことから、なお避難所が不足する場合の検討課題であるというふうに考えております。  車での避難は、推奨はしておりませんが、避難所へ入りたくない方の対応として、車中泊やテント泊が想定をされます。状況に応じてグラウンド等を開放するなど対応してまいりたいと思います。  つい立てにつきましては、災害時における提供について市内事業者と協定を結んでおりますけれども、現在の協定では、協定締結事業所へ調達を依頼してから納品されるまで、やはり数日程度が掛かるため、協定の見直し、あるいはある程度の備蓄も含めて検討してまいります。  次に、避難者の熱中症対策及び健康チェックについての熱中症対策についてでありますが、避難者の熱中症対策につきましては、指定避難所に配備している扇風機を活用し、避難所内に暑い空気が滞留しないよう、対応を考えてまいります。  避難所では小まめな水分、また塩分補給が必要であることから、避難所への避難を行う際には、避難者自らが水筒やペットボトル等を持参していただくよう啓発を行ってまいります。  熱中症が疑われる場合には、衣服を緩めて体を冷やすなどの対策を講じるほか、エアコンが設置されている普通教室の利用について、学校と協議を行っているところであります。  次に、健康チェックについてでございますが、避難者の健康状態をチェックできるシートを作成しまして、避難所の受付で健康状態を把握できる体制を整えてまいります。  避難者の体温管理につきましては、自宅などで検温してから避難所に移動していただくとともに、各自で体温計を持参していただくよう周知をしてまいります。自宅等で検温されてこなかった避難者につきましては、持参された体温計や備蓄の体温計、又は学校で所持している体温計などを利用して検温を行ってまいりたいと思います。  以上でございます。           (加藤修平市長 降壇) 322:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 323:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 新型コロナウイルス感染症により発生する懸念点への対応についてのうち、学校休校期間中における子供の学習支援についてのお尋ねでございます。  休校期間中の学校の取組については、文部科学省や県の通知等に基づいて、児童・生徒の学習を保障するため学習プリントを作成し、各家庭へ配布することを中心に行いました。プリントは様々な工夫で定期的に回収し、学習状況の把握に努めました。  また、スマートフォンでも利用できる学習ソフトのラインズeライブラリでも児童・生徒が学習できることから、4月初めにラインズeライブラリの今年度用のID、これを作成し、各家庭へ配布し、家庭で利用できるようにしました。  さらに、学校のまちCOMIメール等を通して、家庭における児童・生徒の学習状況を調査したり、学校ホームページや教育研究所ホームページに教材や学習動画を公開するなど、ICTを積極的に活用いたしました。  以上でございます。 324:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 325:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 ありがとうございました。  それでは、順番に再質問させていただきます。  まず、(1)の学校休校期間中における子供の学習支援についてというところから再質問いたします。  家庭学習ということで、保護者の皆さんにいろいろな御協力をお願いしてきたというふうに思うんですが、具体的に家庭への保護者の皆さんにどのような協力をお願いしてきたのか、御説明いただけますでしょうか。 326:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育指導課長。 327:◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 ◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 各家庭へのお願いにつきましては、各学校から直接行っていただいているものですが、こちらで把握しているものにつきましては、子供の学習する際の支援、それから学習プリントを配布しておりますので、特に保護者のほうで協力いただけるような、簡単な問題については丸付け等をお願いしております。  また、特にお願いしている部分といたしましては、課題の回収に際して、小学生については単独で学校に届けに来るということは難しい部分もございましたので、保護者の皆様に課題の提出を御協力いただいたり、又は教職員が家庭に出向いていってお預かりする場合もありましたけれども、そのような場合には保護者の皆様に課題が分かりやすい場所に置いておいていただいて、それを回収できるような体制を整えていただくなど、様々な御協力を頂きました。  以上です。 328:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 329:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 保護者の皆様から様々な御協力を頂いたということなんですが、実際に家庭学習を推進するに当たって、困難と言っていいのかどうか、家庭学習が困難といった、そういった御家庭は実際あったんでしょうか。 330:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育指導課長。 331:◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 ◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 学校のほうから話を聞いている限りでは、おおむね多くの家庭が課題を提出できていたというところがございます。  ただ、やはり新聞等でこの長い休校期間にわたって、御家庭に課題を実施していただくに当たって、保護者に御協力いただく部分については、多少御負担が掛かっているんではないかということで、学校においても少しでも御家庭の負担を軽減できるような取組というのを取り組んでいるというふうに聞いております。  以上です。 332:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 333:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 その内容は分かりました。  それと、小田原市のほうの御紹介を少しさせていただきたいと思うんですが、小田原市のホームページの新型コロナウイルス感染症関連情報として、市立小中学校・幼稚園、市内保育所における対応についてというところに、臨時休業中に役立つ学習支援という学習サイトがあるんですね。  本市も新型コロナウイルス感染症関連情報というところがあって、そこに小・中学校、幼稚園、保育所等への対応というところがあるんですが、そこをクリックしても最終的に学習支援サイトにつながらない。臨時休校中の期間のお知らせだとか、休校延長に不安なことへの、お困りのときにはここに御連絡くださいという問合せ先が記載されているだけで、学習支援サイトにつながるようにはなっていない。これはどういうことなんでしょうか。 334:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育指導課長。 335:◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 ◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 今おっしゃられたとおり、市のホームページの感染症対策関連情報のところとのリンクというのは、今回行いませんでした。  本市におきましては、学校のホームページ、こちらのほうの充実に各学校取り組んでおりまして、学校のホームページからは様々な学習サイトにリンクが張られております。  また、そちらのサイトを見ていただく工夫といたしましては、本市の学校の在籍している保護者のほぼ全員の皆様がまちCOMIメールの登録をしていただいておりますので、学校からまちCOMIメールを発信する際には、学校のホームページであるとか、また本市で言うところのそういったポータルサイトとでもいいましょうか、いろんな学習する教材がリンクを張られている、そういったポータルサイトへのリンクは、本市の場合、教育研究所のホームページがそういった機能を果たしておりますので、教育研究所のホームページのリンク先を張ってまちCOMIメールを流すことで、ワンクリックでそのサイトに飛ぶようなことができるというような工夫を行っております。  以上です。 336:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 337:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 それと、静岡県富士市のホームページにも、市民のコロナに関するよくある質問とその回答のところに、学校休校中における子供の学力の低下が心配だと、対策としてどのようなことをしているのでしょうかというふうな質問があって、それをクリックすると家庭学習の支援サイトにつながるというふうな流れになっています。  確かに、今御答弁いただいたように、本市の各学校のホームページには家庭学習支援サイトにつながるようなことになってはいるんですが、やはり多くの親御さんたちは、新型コロナウイルス関連情報ということを通して、学習支援サイトはどういうことなんだろうみたいなことで、不安、それに対する回答ということもやはり求めているのかなというようなこともありますので、小田原市又は富士市、さらには川崎市もそのような形になっているんですね。そういった形で新型コロナウイルス感染症情報の学習支援サイトにつながるその流れというのは、やはり新型コロナウイルス感染症情報のところでもつながるような工夫というのはとても必要ではないかなというふうに思うんですが、それはいかがでしょうか。 338:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育指導課長。 339:◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 ◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 御指摘、本当に参考になりますので、議員がおっしゃられたとおり、やはり我々が一番今心配しなければいけないのは第2波、第3波によって、ないことを願っておりますが、再度臨時休校措置となった場合に備えて、そのような工夫をしていかなければいけないというふうに考えます。  ありがとうございます。 340:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 341:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 それと、ちょっとまた小田原市の紹介をさせていただきますが、家庭で過ごしている時間を使って、少しでも自分たちが住んでいるまちについて新しい発見をしてくださいということで、この新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って、自宅で過ごす子供たちのためにおだわらっ子チャンネルを新たに開設しました。そしてその中には、新小学校1年生の皆さんへということで、幼稚園、保育園の先生方がメッセージを発信して勇気付けていると、そのようにとても親切に、丁寧にこの休校期間中の時間を有効に使ってほしいよというふうな気持ちを具体的な形で表しているんですね。  今、御答弁いただいたように第2波、第3波、これが来て臨時休校をまた余儀なくされてしまった場合でも、そういった形でおだわらっ子チャンネルみたいな、南足柄っ子チャンネルみたいなことを開設するということも是非考えてほしいんですが、その辺はいかがでしょうか。 342:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育指導課長。 343:◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 ◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 私自身もおだわらっ子チャンネルのほうは拝見させていただいております。  本市におきましては、教育研究所のホームページが非常に近いものになっているなというふうに感じておりますので、おだわらっ子チャンネル等、他市さんのホームページ等を参考とさせていただきながら、本市のホームページのほうも工夫してまいりたいというふうに思います。 344:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 345:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 それと、何度も言いますけれども、第2波、第3波が起きても十分な対応が取れるように、今回のこういった対応に対して、保護者が又は生徒がどういった感想を持ったのか、そういった意見を吸い上げることが今後への対応に生かせるのかなというふうに思うんですが、その辺の意見を吸い上げるような場というのは考えておられるでしょうか。 346:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育指導課長。 347:◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 ◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 本市独自の取組と言えるかもしれないんですが、本市においては臨時休校期間中に児童・生徒の生活状況の把握をするために、スマートフォン、携帯電話を使った状況調査というのを実施させていただきました。  このスマートフォンを使った状況調査というのは、まちCOMIメール、先ほど申しましたように全ての保護者がまちCOMI登録されていますので、これを送ることで、ワンクリックでアンケートサイトのほうに飛んで、そこに健康状態であるとか、ふだん落ち着いて生活できているであろうかとか、あと日常的に学習に取り組めていますかというような質問を載せて、子供たちの生活状況の把握を行いましたので、このようなICT等を活用しながら、やはり子供たちの状況を把握していくということがとても今後も有効であるというふうに考えております。 348:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 349:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 それは分かりました。  それでは次に、休校している子供たちを勇気付けるという観点で、教育長のメッセージ、これについて提案させていただきたいというふうに思います。  和歌山県橋本市の小林俊治教育長が、小中学校の児童・生徒の皆さんへということで、教育長からのメッセージを発信しております。  このメッセージの内容を一部紹介させていただくんですが、小中学校の児童・生徒の皆さんへ。家庭での生活をされている皆さん、規則正しい生活を送っていますか。お家の手伝いや家庭学習、そしてできる範囲の運動又は読書等、今できることはたくさんあります。この臨時休校を皆さんの頑張りで、ピンチをチャンスに変えてください。最後に、どうか一日も早く感染拡大が収束し、そして皆さんが笑顔で学校に戻ってくるよう心から願っています。このようなメッセージを発信しております。  また、神奈川県でも厚木市、寒川町、また清川村、それぞれの教育長が休校中の子供たちへメッセージを発信して勇気付けています。  是非、飯山教育長も、そのように頑張っている生徒の皆さんへの応援メッセージということで、そのような形で教育長のメッセージを発信していただきたいと思うんですが、その辺についてはどういった御見解をお持ちでしょうか。 350:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 351:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 休校期間中に他市の市町で、教育長さんから子供たちへのメッセージが発出されていることは、私自身も承知をしているところであります。  本市においては、児童・生徒、子供たちにとって、より身近な小・中学校の校長先生、校長が学校だより、これをホームページやまちCOMIメール等を通して子供たちへのメッセージを送っているところであります。  ちなみに、本部対策会議等を開いた後、前後して本市でも臨時の緊急の校長・園長会等を開いて、この辺のところは私からもお願いをしたところであります。  学校再開に当たっては、各学校長、それから園長との連名で、保護者の皆様方宛てに、3箇月にわたる休校期間中の御家庭での子供たちの見守りへの感謝の気持ち、それから引き続きこの感染防止について努めていただくということの中で、新型コロナウイルス感染症に関わる方々、人々、その人権的な配慮についてのお願いの文書を連名で発出させていただいたところであります。  学校再開後にも、偏見とかあるいは差別、こういったことが起こることがないよう、教育委員会としてもお願いを出すタイミングとして捉えまして発出したものでございます。  以上でございます。 352:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 353:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 確かに連名でいろんなメッセージを発信されているというのは理解はしているんですが、やはり教育界のトップとして、そういった子供たちへの応援なり熱い思いを、やはり心で思っても具体的に行動に示さない限り相手には伝わらないと思うんですね。そういった意味では、連名でやっているからいいということではなくて、教育長自らが率先して、子供たちに是非頑張って学校に来てよと、帰ってきてよというような形で、熱い応援メッセージを送るということはとても重要ですし、保護者もそれを見て、南足柄市はこういった形で熱い、また親切丁寧な教育を施しておられるというふうなことを感じてくれるだろうし、そういった一つ一つの親切丁寧な行動がやはり今後につながってくると思うんですが、もう一度そういった観点で教育長、御見解を頂けますか。 354:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 355:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 議員がおっしゃられるように、そのメッセージを発出することは可能ではあろうかと思っています。  私自身もこの休校期間中に何度となく学校のほうに出向かせていただいて、校長、園長とも、実は市長にも一緒に行っていただいて、先生方だけでなくて子供たちにもアドバイスというかメッセージ、それこそ言葉で生の声を届けさせていただいたところであります。  ですので、議員のおっしゃられることは十分分かりますけれども、リーダーとして頑張っておられる校長先生、園長先生からの思いは、その中に私のこの気持ちも込めておりますので、状況によってはまた発信はしますけれども、現在のように各学校の、あるいは校長あるいは園長の思いの中に私自身の気持ちも込めていきたいと思っております。  以上です。 356:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 357:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 是非教育長自らが、校長ではなくて教育長自らが率先してそういった形で引っ張っていただくことがとても重要だと思いますので、是非再考をお願いしたいなというふうに思います。  では、次の再質問に移ります。児童虐待の状況についてから再質問いたします。  神奈川県の1月から3月の児童虐待件数を見ますと、1月と2月がほぼ横ばいで、3月が66%増加というふうなデータが厚生労働省の調べで明らかになっております。  松田署警察管内でいろいろと調べて、データとして今回答弁いただいたんですが、そういった意味では本市の場合には、それほど今回のコロナに関しての影響というのは幸いにもないということでありますが、もう一度、本市の特に児童虐待に対してのSOSのサイン、これを見落とさないための定期的な電話連絡や家庭訪問が必要だということに対して、もう一度その辺の進め方について御説明いただきたいと思います。 358:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 359:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 児童虐待の対応につきましては、子どもの見守り強化アクションプラン、これに基づきまして、学校、保育所等の各所属機関と連携を図りながら、週に一度は電話や訪問などによって要保護児童についての状況が確認できるように努めているところでございます。  先ほど市長が答弁したとおりでございますが、学校等の休校期間中は子ども課が家庭訪問を強化することで、各家庭状況の把握を行い、虐待防止に努めているところでございます。  訪問件数は、昨年度の同時期で比較しますと、4月から5月までの2箇月間、昨年の令和元年度では27件でございましたが、今年度、令和2年度は57件ということで、訪問回数を大幅に増やしているところでございます。もちろん、訪問するには、こういう時期でございますので、距離を空ける、時間を短くする等の感染症予防対策は行っているところでございます。  また訪問だけでなく、精神状態の不安定な保護者等に対しては、相談員から小まめに電話するなど、心配事などの相談に応じるように努めているところでございます。  訪問等を強化することで、児童の様子が確認でき、また保護者の抱える子育てのストレスや養育に関しての相談に応じることによって、虐待の防止につながっているのではないかというふうには考えてございます。
    360:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 361:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  それと、この6月1日の広報誌に、叩かないで。怒鳴らないで。子どものこころの声を聞いてくださいというふうなメッセージで、児童虐待防止の内容が記載されていました。  ここでも小田原の紹介をさせていただくんですが、小田原市ではこの新型コロナウイルス感染症関連情報、そこに小中学校・幼稚園、保育所対応の中に、児童生徒のストレスとその対応についてということで、心理相談員から保護者の皆様へだとか、頑張っている生徒の皆さまへということで、そういったサイトがあります。そこに、保護者の方へ、又は児童生徒の方へというところのアドバイスがちゃんと記載されて配信しております。  本市も是非、そういった広報誌も必要なんですが、やはりせっかくのホームページがあるので、新型コロナウイルス感染症関連情報のホームページのところに、心理相談員からのアドバイスというのも発信できるようにする必要があるというふうに思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 362:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 363:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 情報提供ありがとうございます。  確かに、今の新型コロナウイルスのホームページ上にそういうところがあれば、より良くできると思いますので、早速できるところはやっていきたいというふうに考えます。 364:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 365:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 是非お願いいたします。  次に、2番の感染症と自然災害の複合災害への対応について、(1)避難者間のスペース確保についてから再質問いたします。  日本建築学会と土木学会などの58の学会が参加する防災学術連携体というところがあるんですが、今年の5月1日に感染症と自然災害の複合災害に備える市民に呼び掛ける緊急メッセージを発表いたしました。その中で、公的避難所での感染リスクが高く、従来とは避難の方法を変えなければならないということを述べていまして、そこで避難所としての教室の活用が語ってありました。  現在、12の指定避難所、8つの準指定避難所が決められているんですが、各小学校、中学校の教室にも避難所を拡大することということで、昨年の台風19号でもう既に向田小学校での避難者が多くて、避難場所を体育館だけではなくて教室にも拡大したというふうな話は聞いているんですが、この教室への避難所拡大について、先ほどの市長の答弁で今検討中というふうなことが答弁でありましたが、もう少し具体的にその辺の進度状況、進捗状況について教えていただけますでしょうか。 366:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 防災安全課長。 367:◯防災安全課長〔井上伸行〕 ◯防災安全課長〔井上伸行〕 現在、学校側と調整の段階で、現時点で提供可能な教室というのをこちらのほうに頂いております。来週以降で、実際の場所を確認させていただいて、使用できる教室を確定させるというような段取りで今調整を行っております。  以上です。 368:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 369:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 そういった意味では、提供可能な教室ということですが、そういう意味では、今後、各指定避難所がある中で、使える教室というのは、そういう意味では制限されてしまうというふうな理解なのでしょうか。全部の学校の教室が使えるということではないというふうな理解でしょうか。 370:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 防災安全課長。 371:◯防災安全課長〔井上伸行〕 ◯防災安全課長〔井上伸行〕 現在、そこの部分を含めて調整をさせていただいているという形になります。学校ごとにそれぞれお考えがありますので、その部分につきまして調整中ということで、もうしばらくお待ちいただければと思います。 372:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 373:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 それは分かりました。  それとあと、内閣府、消防庁、厚生労働省の通知には、避難所の拡大として、ホテルや旅館の活用ということも挙げられております。  やはり感染症の疑いのある方、又は高齢者、妊婦の方々、そういった方々はより安全なところが必要なのかなと。そういった意味で、ホテルや旅館の活用というのは、ある意味で今後ますます、今回のコロナのことによって必要性が高くなっているんではないかなというふうに思うんですが、この点についてもう一度御説明いただけますでしょうか。 374:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 375:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 ホテル、旅館の活用についてのお尋ねがございました。  こちらも選択肢の一つとは考えておりますが、現状で一人当たり4平米ということで定員を見直しましたが、想定される避難者数が収容できる見込みとなっておりますので、こちらにつきましては今後の課題ということで、今すぐそのような協定等を結ぶような考えは持っておりません。 376:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 377:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 それは分かりました。  それとあと、政府のほうから経済団体への要請として、可能な限り多くの避難所を確保する観点から、各企業が所有する研修所や宿泊施設の貸出しにも御協力いただけるように依頼したよというふうな報道がありました。  そのような観点で、本市においても企業の研修所や宿泊施設、いろいろあるかというふうに思うんですが、現在、先ほどの市長の答弁でも、富士フイルムの第一体育館というふうな話もありましたけれども、富士フイルムの第一体育館、富士フイルムテクノプロダクツというような協定を結んでいるんですが、その中に、例えば富士ゼロックスの使われる研究所とかいった施設も拡大するということも必要なのかなというように思うんですが、その点についてはどうでしょうか。 378:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 379:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 議員から今御指摘のありました施設についても、避難所を拡大する対象として非常に有効性のあるものと考えておりますので、そちらも視野に今後検討してまいりたいと思います。 380:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 381:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 よろしくお願いいたします。  それと、あと新型コロナウイルスの感染ということを考えると、車やテントでの宿泊者が増えるということで、先ほどの市長の答弁では基本的には想定外だと、車のことについては想定されていないということではあるんですが、やはり車での車中泊というのも結構多くなるのかなということで、そこで一つ心配なのが、よく言われている車中泊でエコノミークラス症候群というのが問題として出てきます。これについては何か対策というのは考えておられますでしょうか。 382:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 383:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 車中泊についてのお尋ねでございます。  議員御指摘のように、車中泊となりますと、特殊なキャンピングカーのような車は別といたしましても、エコノミークラス症候群等の御心配が、おっしゃるとおりだと思います。  市としても車中泊を前提としているわけではありませんで、ただ、どうしても避難所で、体育館等の避難を嫌がられる方、その方がそういった選択肢とする場合にはそれを拒むものではございませんので、安全なグラウンド等を利用できるところがあれば、その辺は考えてまいりたいと思っております。 384:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 385:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 そういった意味では、車の停まる場所、学校のグラウンドの校庭だとかそういったところは考えているということなんですが、具体的にエコノミークラス症候群に対してどうこうということまでは踏み込んで考えてはいないというような理解でよろしいでしょうか。 386:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 387:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 もちろん、私どもとしては避難所への収容を最優先で考えてまいりたいと思います。その上で、どうしても車で泊まりたいという、これは自己責任ということでお願いするしかないのかなという認識でございます。 388:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 389:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  ただ、現実的に、やはり車中泊への対応ということもある程度市としては責任を持って考えていかなければいけないということを考えると、やはり新型コロナウイルス感染症関連情報の中に、車中で泊まられる場合は、このような注意点が必要ですので是非注意してくださいみたいなことの文言を設ける必要があるのかなというふうに思うんですが、その辺どうでしょうか。 390:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 391:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 何度も申し上げるようになりますけれども、車中泊を前提としておりませんので、それを推奨するかのように取られるような表現は避けなければならないというふうに考えております。 392:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 393:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  それと、感染症感染拡大防止という観点で、避難所にはつい立てというふうなことが出てくるかと思います。  本市では平成29年に、大和紙器と組立式の段ボールベッドの供給ということで災害時の協定が結ばれていますけれども、これは併せて段ボールのつい立ても供給可能というふうな理解でよろしいでしょうか。もう一度確認のためお願いします。 394:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 395:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 段ボール製品、こちらの協定につきましては、段ボールベッドに限らずつい立て等も供給が可能という内容になってございます。 396:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 397:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 先ほどの答弁で、段ボールの場合には、湿度があってなかなか備蓄できないというような話が午前中あったんですが、市長の答弁にはやはり協定の見直しや備蓄も含めて検討していきたいんだというふうなことの御答弁がありました。  これについてもう少し具体的に教えていただけますでしょうか。 398:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 399:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 こちらの具体的なお話、協定は大和紙器1社と結んでおりまして、大和紙器以外でしたらその期間が短いということではございませんけれども、例えばもうほかに数社同様の協定を結ぶということも一つの考え方でございますし、あと最低限必要な量だけでも、これは実際に保管場所があるかとか保管方法とか課題はございますが、全ての量というわけではなくて、一部の量の備蓄も考えてまいりたいというふうに考えております。  あと、先月、国の防災基本計画が修正されまして、その中でこのように調達に日数が掛かる、段ボールベッドのようなものなんですが、そういったものの調達についてはある程度国のほうでやるようなことが書かれておりますので、今後それを受けて国がどういった対応をしていくか、その辺にも注視してまいりたいと考えております。 400:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 401:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 ありがとうございます。  それと午前中、部長のほうから、段ボールのつい立て以外にカーテンのつい立てというふうなお話もありました。これについてもう少し教えていただけますでしょうか。 402:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 403:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 これは、実際にコロナウイルス対策で神奈川県が、ネットカフェに滞在されていた方を収容するために、武道館に設置したパーティションがございまして、そちらにつきましては柱の部分は段ボールの筒になっておりまして、仕切りの部分はいわゆるカーテン形式になっております。  段ボールのつい立てですと、これは一度設置してしまうとなかなか、通風、換気の部分で問題が出てまいりますが、カーテン方式であれば、例えばプライバシー性を保つ必要がない、又は飛沫感染を防止するおそれがないようなときには、それを開放して通風を保つことができますので、こちらも有効な選択肢の一つと考えております。 404:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 405:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 よく分かりました。  それでは、次の(2)の避難者の熱中症対策及び健康チェックについてのアの熱中症対策についてから再質問いたします。  現在、本市では扇風機が各指定避難所に1台の割合で準備されているかと思うんですが、つまり12台の扇風機があるということの理解です。熱中症対策、熱中症という観点でいえば、とても1台では足らないような気がするんですが、この辺についてはどのような見解をお持ちでしょうか。 406:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 407:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 確かに熱中症対策、これは扇風機だけでと考えた場合に1台では不足するのは、これは当然でございます。  ただ、熱中症が疑われるような場合、先ほど市長からも答弁させていただきましたけれども、今普通教室についても避難所としての利用ができるように学校と調整しております。普通教室につきましてはエアコンが設置されておりますので、その辺でフォローしていけるのかなというふうに考えております。 408:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 409:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 そういった意味では、普通教室の活用というのは特に重要になるのかなというふうに思います。  それとあと、熱中症対策として一つ重要なのが、水分補給になるかというふうに思います。  これについては、本市の場合にはアサヒビール、富士フイルム、豊玉香料、パナック工業、足柄上衛生組合、足柄福祉会というところで飲料水供給の協定が結ばれているんですが、これはあれですか、量的にはどのくらいのことを想定して協定が結ばれているんでしょうか。 410:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 411:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 こちらの協定につきましては、飽くまでも品目とかを定めての協定でございまして、量を限定しての協定ではございませんので、供給の能力もございますけれども、基本的にはお願いしただけ頂けることを期待しております。 412:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 413:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 確かに内容的には、大正型関東地震の最大断水人口3万8,030人、これを想定していろいろと量を算出しているというふうなことが書いてあったんですが、そういった意味では市民一人当たり3リットル3日分、推奨1週間というふうなこと、そういった総合的なことを含めて、これらの会社のところでは十分供給できるというふうな理解でよろしいでしょうか。 414:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 415:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 災害時の応急給水につきましては、こちら協定による飲料水の供給のみを当てにしているわけではなくて、本市の水道の施設、こちらは例えば地震災害のときであってもそこに有効な水が残りますので、先日の台風19号のときもありましたけれども、ああいった応急給水、こちらのほうでも機能してまいります。 416:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 417:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 これについては分かりました。  次にイ、健康チェックについてから再質問いたします。  6月1日の自治会回覧で、避難する際の知っておくべき5つのポイントというふうな広報紙がありました。それで、その一つとして、感染症に備えてマスク、消毒液、体温計を自ら携行してくださいというふうにありますが、避難所での体温チェック、これはとても重要ですので、万一忘れた場合にもそれなりの体温計は設備として、予備として取って置いておくというのはとても重要かというふうに思うんですが、その辺についてもう一度すみません、御答弁いただけますでしょうか。 418:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 419:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 体温計につきましては、ふだんお持ちのものを持参していただくようお願いするものでございますけれども、元々避難所には備蓄品として体温計がございます。今どきの非接触型の電子体温計ではございませんけれども、こちらにつきましては使用前、使用後に除菌をしながら使うことが可能となっております。  また、学校が避難所となっている場合には、学校のほうで非接触式の体温計をここで備えるということですので、そちらのほうを使わせていただこうという考えでございます。 420:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 421:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  それとあと、消毒液ですね。この消毒液についても各避難所で準備するという理解でよろしいでしょうか。 422:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 423:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 消毒、除菌の関係でございますけれども、取りあえずすぐ使えるようにということで、今後避難所にはアルコールの消毒液を備えるようにしていきたいと思います。一たび、例えば台風が接近しているとかそういうようなときには、市のほうで除菌水の精製器がございますので、そちらのほうで避難所で使えるような量を準備してまいりたいと考えております。 424:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 425:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 今、部長のほうから除菌水の精製器というふうな御説明が、多分これは次亜塩素酸水を言っているかというふうに思うんですが、この次亜塩素酸水は保管状態によって能力がかなり低下してしまうというふうなことが言われています。そういった意味で、この殺菌効果の管理、それについてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。 426:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 427:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 議員御指摘のとおり、次亜塩素酸水につきましては、紫外線に当たるとその除菌効果が弱まってしまいますので、ですからあらかじめ長期保管ということは考えておりません。ですから、長期保管するものについてはアルコール性のものを用意しておきまして、いざそのときに応じて次亜塩素酸水は精製して各避難所へ配布するというふうに考えております。
    428:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 429:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  それと、万一避難者が発熱、咳等の症状が出ている場合、これはどのような対処となるのでしょうか。 430:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 431:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 今後の感染症対策を踏まえた避難所の運営方法につきましてはまだまだ完成しておりませんで、今この時点では、考え方、方向性について述べさせていただきますが、最初に避難所に来られたときに発熱ですとか咳のある方につきましては、一般の方とは違う場所で受付けをして、恐らく一般の方は体育館のアリーナ部分に誘導する形になりますけれども、発熱や咳等の症状のある方につきましては、教室等のほかの方とは交わらないような、そういったゾーニングをした居住空間に案内しようと考えております。 432:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 433:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 そういった意味では、各避難所で統一的なルール、統一的な行動、これがとても重要だと思いますので、今部長が言われたいろいろな行動内容を是非マニュアル化して、統一行動ができるようにしていただきたいんですが、これについてのスケジュール的なことはどういうふうに考えておられますでしょうか。 434:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 435:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 こちらにつきましては、今月末に自治会長会議がございます関係で、そこまでには形にしなきゃいけないということで、今大体素案ができているぐらいの状況でございます。 436:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 以上で高木吉勝議員の質問を終了いたします。  ここで14時15分まで休憩といたします。                                休憩 午後 2時02分 ──────────────────────────────────────────                                再開 午後 2時15分 437:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 再開いたします。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 岸 本 敦 子 議員 438:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 次に、4番岸本敦子議員の質問を許可いたします。  岸本敦子議員。           (4番 岸本敦子議員 登壇) 439:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 皆さん、こんにちは。4番岸本敦子です。  議長の許可が下りましたので、通告に基づき一般質問をいたします。  緊急事態宣言が解除され、新しい生活様式での日常生活が再開しましたが、約2箇月間の自粛生活で受けた精神的、経済的ショックはまだまだ癒えることがありません。国の定額給付金については、市の職員が少ない人数の中で申請書の発送を急いでくださったおかげで短期間で手元に届き、市独自の支援策についても、5月の臨時会で可決されたものに加え、5月26日付で追加支援策も公表され、市民の評価も高いところです。  しかしながら、まだまだ声の上げられないところで不安を抱いている方もいらっしゃいます。また、教育の遅れや災害への対応にも予断を許しません。ただ、これらについては、既にこれまでの質問にもありましたので、今回は次の2点に絞り質問いたします。  1、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う文化・スポーツ施設の指定管理者に対する支援について。  新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、市内の公共施設においては、予約者のキャンセルや利用制限により利用料収入が大きく落ち込んでいます。文化・スポーツ施設については、市民の社会教育の場として重要な拠点であるため、市が直営している施設はもちろん、指定管理者に管理を委ねている施設についても、市がそれらの運営の維持を担保しなければならないと考えます。  3月16日に発表された公益社団法人全国公立文化施設協会による新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響調査、これは全国の劇場・音楽堂等の公立文化施設のみが対象となっておりますが、この報告でも求められる支援策として、設置自治体から指定管理者への損失補償が74.6%で突出しています。  そこで、本市の文化・スポーツ施設のうち、指定管理者に管理を委ねている施設について、前年度及び今年度の3から5月の施設ごとの利用料金並びに指定管理者に対する本市の支援策について伺います。  2、ウィズコロナ・アフターコロナ時代に向けた移住政策について。  新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、来訪観光に依存している地方公共団体では、官民共に経済的な大打撃を受けています。一方で、テレワークの普及により、くしくも地方への移住に対する関心は一層高まっております。  内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が今年1から3月、新型コロナウイルスによる影響が最大限になる前に実施した移住等の増加に向けた広報戦略の立案・実施のための調査事業の報告書によると、東京圏在住者20歳から59歳の49.8%が地方暮らしに関心を持っているとしています。さらに、5月28日には、全国知事会会長と経済再生担当相との意見交換において移住促進に連携して取り組むという方針が打ち出され、全国知事会は今月の4日、大都市部への人口集中から地方分散に向け、テレワークなどができる環境整備を国に要請する方針を決めました。  本市では、6月26日に道の駅足柄・金太郎のふるさとがグランドオープンいたします。第五次総合計画後期基本計画では、入込観光客数を令和5年度で2倍以上にすることを掲げていますが、来訪観光は関係人口を増やすための手段とし、最終的には定住人口を増やして地域経済及び財政の安定を図ることが大切であると考えます。  そこで、本市の移住に関する取組の現状と今後を見据えた施策について伺います。  以上で壇上での質問を終わります。明瞭簡潔な答弁をお願いいたします。           (4番 岸本敦子議員 降壇) 440:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 441:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、岸本議員の御質問にお答えをいたします。  最初に、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う文化・スポーツ施設の指定管理者に対する支援についてでございますが、文化・スポーツ施設の新型コロナウイルス感染症防止対策として、3月から室内利用申込みの制限や利用中止を行い、4月9日からは、追加措置として全ての施設の利用を休止することにいたしました。  このことから、指定管理者制度を導入している文化・スポーツ施設では、3月から5月までの3箇月について利用料金が大きく減少しております。施設ごとに前年及び本年の3月から5月までの利用料金収入額を申し上げますと、文化会館については、前年は523万9,000円、本年は29万9,000円で494万円の減、体育センターについては、前年は942万3,000円、本年は51万円で891万3,000円の減、広町パークゴルフ場については、前年は258万9,000円、本年は124万3,000円で134万6,000円の減、大口河川敷パークゴルフ場については、前年は187万5,000円、本年は132万5,000円で55万円の減、運動公園については、前年は235万1,000円で、本年は83万1,000円で152万円の減、総合グラウンドについては、前年は2万4,000円で、本年は1万7,000円で7,000円の減、大口河川敷グラウンドについては、前年は1万1,000円、本年は5,000円で6,000円の減となっています。  次に、指定管理者に対する本市の支援策でございますが、市と指定管理者が締結している基本協定書においては、不可抗力の発生による費用負担については、指定管理者による市への協議を規定しております。今回、本市が行った新型コロナウイルス感染症の拡大防止の措置は、指定管理者にとっては、正に不可抗力であったと考えます。こうしたことから、市としては、庁内で議論し、利用料金収入の減額に対する損失補償を行うべく、補償の考え方を整理しましたので、今後、基本協定書に基づき、指定管理者と協議を行ってまいります。今後も、感染症対策を行いつつ、施設運営が安定的に行われるように指定管理者に対して実態に即した支援を行ってまいります。  次に、ウィズコロナ・アフターコロナ時代に向けた移住政策についてでございますが、まずは、本市の人口は、平成15年の4万4,440人をピークに少子高齢化が進み、本年6月1日現在では4万1,355人と人口減少が進んでおります。  本年4月に策定しました第五次総合計画後期基本計画では、地域の潜在力で産業を興す南足柄など4つの重点プロジェクトを掲げ、人口減少を穏やかにしていくことに取り組むとしておりますが、議員お尋ねの移住促進も有効な取組であると考えます。  現在、本市では、移住促進の取組として、本市への移住希望者と空き家の所有者を橋渡しするため、空き家バンク制度によって市ホームページのプロモーションサイト等を通じて空き家の情報を公開し、空き家の利活用と移住促進を進めております。  また、空き家バンク登録物件の賃貸や購入を希望する方には、市は協定を締結している神奈川県宅地建物取引業協会小田原支部に依頼しまして、同支部構成員から仲介事業者を選任してもらうといった仕組みを両者で構築しまして、移住希望者の利便性向上を図っております。  さらに、東京有楽町にあるふるさと回帰支援センターで神奈川県が主催する移住セミナーにおいて「ちょっと田舎で、ちょっと都会“ちょうどよいが心地良い”」といった本市の魅力を発信するプレゼンテーションを実施し、その後、個別相談を受けるなど、PR活動も行っております。  こうした中で、今後の取組ですが、この度の新型コロナウイルス感染症によって通勤やオフィスでの三密を避けるためテレワークが普及したことで、これまで以上に地方への移住に関心が高まっているものと考えております。  そこで、本市の魅力を発信し、移住への取組を更に強化するため、市ホームページにございます空き家バンクを含むプロモーションサイトを全体の改修やSNSを活用した発信方法等について検討いたします。まずは、このような時期にあっても移住希望者が外出をせずに気楽に相談や問合せができるよう、ホームページ上に相談フォーマットを作り、移住希望者がインターネット上でいつでも相談が受けられる体制を整えたいと、そのように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上です。           (加藤修平市長 降壇) 442:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 443:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 それでは、まず指定管理者に対する支援について再質問いたします。  昨年に比べてどのくらい3月から5月の利用料収入が減ったのかというのは、先ほど御答弁いただきましたが、そちらをほぼ補償するという形で、今、伺いました。そうすると財源はどこからという予定になっていますか。 444:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 445:◯企画部長〔柏木 剛〕 ◯企画部長〔柏木 剛〕 お答え申し上げます。  先ほど市長が答弁させていただいたのは、昨年の利用者料金等の収入と本年の同時期のものを比べたということですが、基本的な考え方をもう一回整理させていただきますと、基本的な考え方ですが、当初予算で指定管理料等を見込む際に、利用料金と合わせて施設の運営費と、そういったことを総合的に所管課のほうで判断し予算を計上しているというところでございます。したがって、その計画値というものがございますので、その計画値と、実際にこの間、具体的には本市のほうで施設を休止するといった、あとは規模の縮小、そういったものを指示した3月からこの間、この5月あたりまでを一旦の区切りといたしまして、計画値と実績値を比較し、当然利用料金収入は減っているでしょう。一方で、施設を休止したことによって一定の経費のほうも減っている部分がございますので、そういったところをつぶさに把握した上で、いわゆる一般財源ベースの補償を今後考えていきたいと、こういうことでございます。  以上です。 446:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 447:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 指定管理者は、国や県からの給付を申請することができると思うんですけれども、そちらは施設ごと、指定管理者ごとにどのような動きを取っているかというのは把握されていますか。 448:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 449:◯企画部長〔柏木 剛〕 ◯企画部長〔柏木 剛〕 ただいまの御質問は、いわゆる国とか県の支援制度との絡みかと思いますけれども、基本的には、所管課のほうで先ほど申し上げました基本的な考え方に基づいて現状の確認をしている中で、そういった公的な支援制度の活用についても把握し、それを含めた中でのいわゆる損失補償の額を今正に調整をし始めている、そういう状況にございます。  以上でございます。 450:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 451:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 具体的にその金額等がしっかり出てくるのはいつ頃になりますか。 452:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 453:◯企画部長〔柏木 剛〕 ◯企画部長〔柏木 剛〕 6月の頭に庁内でそういった指定管理者への損失補償の考え方を整理いたしまして、企画部が中心となってそういった考え方を整理したんですけれども、各指定管理施設を所管する課にあっては、7月の中旬頃までにまずはそういった状況を確認し、企画部のほうに報告をしてくださいというお願いをしてございます。その中にあって、具体的にその数字をはじく際に、横並びで調整しなければいけないものがあれば、企画部のほうと所管課のほう、あるいはまた指定管理者のほうに確認していただいた上で、必要なものがあれば、それは9月補正予算のほうに計上させていただけないかということで、今、考えてございます。  答弁は以上です。 454:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 455:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 先ほど、市長の答弁にも、実態に即した支援をしていくというふうにありましたが、国や、給付金を受け取っている場合、過剰な支援となってしまう可能性があると思うのですが、その辺はしっかり話し合って決められていくのでしょうか。 456:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 457:◯企画部長〔柏木 剛〕 ◯企画部長〔柏木 剛〕 議員お尋ねのとおり、公的支援制度と、今、私どもが検討している損失補償というのが両方とも財源が税、公費ということであれば、この公費の負担によって指定管理者がこういう表現はよろしくないと思いますが、過剰に利益を生むということは、これは方向性としてはよろしくないだろうということでございまして、その公的支援の内容、例えば雇用調整助成金という制度がございますが、それが指定管理施設に携わる方に係るもの100%であれば、そういったものは考え方としては、損失補償から除外をしていくべきであろう、そういうような一定の整理をして、庁内統一の考え方で対応したいと考えてございます。  答弁は以上です。 458:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 459:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 やはり市の一般財源から出るということなので、将来、子供たちへの負担となるのではないかと危惧されている子育て世代の方もいらっしゃるので、必要なところに必要な分だけ支援が行き届くようにしっかり調査をして、話し合った上で十分支援をしていただくことを望みます。  では、次の質問に移ります。2番の移住政策についてです。  シティプロモーションの具体的な施策のうちに、空き家バンクについて答弁ございましたが、昨年1年間の空き家バンクの購入希望に関する問合せ状況はどのようになっていますか。 460:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 都市部長。 461:◯都市部長〔天津 稔〕 ◯都市部長〔天津 稔〕 昨年の1年間の空き家バンクの希望者数、問合せでございますが、令和元年度の購入希望の問合せ件数は10件で、市窓口の問合せが5件ございました。あと、電話による問合せが5件で、ホームページ等からの問合せはございませんでした。  また、令和元年度の空き家バンクの登録件数でございますが、売却、賃貸を含め6件ございました。そのうち3件が成約しております。3件のうち、市外からの移住件数は1件ございましたが、これは千葉県から来られた方でございまして、1件、この物件については賃貸のものになっております。  以上でございます。 462:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 463:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 空き家バンクへの問合せ数は決して多くはないと考えられるんですけれども、本市では、空き家バンクの購入をはじめ、移住だとか、定住だとかいう住宅支援というのは行っていないのでしょうか。 464:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 都市部長。 465:◯都市部長〔天津 稔〕 ◯都市部長〔天津 稔〕 本市への移住促進を図る施策として、相続等で居住されなくなった空き家の利活用を図ることは、議員さんお尋ねのとおり、人口減少の対策にもつながると考えております。これまでの空き家バンクの成果ではですけれども、登録件数17件ございまして、そのうち14件が成約となっております。約80%を超える成約数となっておりまして、まずはより多くの空き家の所有者に空き家バンクへの登録をしていただくよう、広報等に力を入れて成約件数を増やす取組を実施していきたいというふうに考えております。 466:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 467:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 空き家バンクの登録件数を増やす取組ということですが、他の自治体では、固定資産税の案内の中に空き家バンクの登録に関わる資料を入れて呼び掛けをするところもあるそうですが、そういった具体的にピンポイントでお知らせをするという取組は今までされたことはありませんか。 468:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 都市部長。 469:◯都市部長〔天津 稔〕 ◯都市部長〔天津 稔〕 本市におきましても、空き家に対する固定資産税、建物所有者に対しまして、課税の納付書に併せて空き家に対しての案内を行っている状況で、それに基づいて、どうしても相続だったりとかいう形で空き家になってしまったという部分に対して啓発をしている状況でございます。 470:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 471:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 あとは、空き家だけではなくて、市にやはり新築でも家を建ててもらって定住していただくということも考えられると思うんですけれども、基本的に住宅支援は行っていないということで、神奈川県のホームページを調べたんですが、県内市町村の主な移住・定住支援が掲載されているんです。そこでは、移住・定住支援だとか、空き家バンクとか、あとは住宅支援、金銭的なところ、あとは子育て支援、就業・創業支援の有無が一覧にまとめてあるんですけれども、掲載されている県内の33市町村のうち、住宅支援有りとしているのは21市町村で、南足柄市はそこに含まれておりません。支援には、空き家バンクに登録された空き家の購入費だとか、あとは改装費を補助したり、住宅建設費や特定の金融機関で住宅ローンを組んだ際の利子を補助したり、あとは新婚世帯だとか、若者世帯に民間賃貸住宅の家賃の一部を補助したりと、市町村によって支援体制は様々なんですけれども、ちなみにこうした取組が神奈川県内の他市町村で行われていることに関して市長は把握されていたでしょうか。 472:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 473:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 県内の取組の状況というのは、粗々は承知しているところであります。 474:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。
    475:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 ちなみに、今の住宅支援有りというされていない市町村は、本市以外に大磯町、真鶴町、湯河原町、あとは伊勢原市、小田原市、逗子市、茅ヶ崎市、あとは平塚市、大和市、川崎市、あと相模原市で、町を除けば人口規模が非常に大きいところばかりなんですけれども、水はおいしくて空気がきれいで、新幹線や高速道路を使って都心まですぐに出られるという立地条件というのは、県西2市8町大きな違いはないと思うんですね。  それで、移住希望者に本市を選んでもらうために、こうした経済的な支援はなく、どのような差別化を図っていく方向でしょうか。 476:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 477:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 本市を選んでいただいて移住していただくというのは、複合的な政策というふうになっていると思います。まずは、職の問題、それから子育ての問題、それから住居の問題と様々なところだと思いますけれども、私どもとしては、先ほど市長が答弁させていただいたように、自然環境ですとか、そういったところをPRさせていただきながら、本市の魅力を都会の方々というか、こちらも田舎から見れば都会の話なんですけれども、そういう方々にしっかりと伝えていきたいというふうな思いではございます。  以上です。 478:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 479:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 都会の方に南足柄市のよさを伝えていくということで、先ほど市長の答弁にも、ホームページのプロモーションサイトを通じてということでありましたけれども、SNSを活用した発信方法についても検討するということで、今、フェイスブックだとか、あとはインスタグラムで発信をしているようですけれども、実際、先ほど、空き家バンクの検索がホームページからはなかったということになりますが、このSNSやホームページといういわゆるコロナの時代に活躍していた情報ツールをもう少し強化していく必要があると思うのですが、具体的にそのあたりは新しくどのような施策があるか、教えてください。 480:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 481:◯企画部長〔柏木 剛〕 ◯企画部長〔柏木 剛〕 市長が答弁させていただいたとおり、ホームページ等の御答弁がございましたけれども、まず現在の市のホームページですけれども、平成26年から運用を始めておりまして、そこから再リースを繰り返しながら運用してまいりました。その結果、そろそろサーバーの耐用年数の関係でリニューアルを検討しなければいけない根本的なそういう時期に来ているという認識がございまして、それを機にこういったプロモーションサイトを含むことも含めて、どういったことが閲覧者に訴えられるのかという視点で検討を進めたいと考えてございます。  ホームページのリニューアルにつきましては、それ相応の費用というものも掛かりますし、また市の顔という位置付けがございますので、リニューアルする際には、そういった広報の面、それから道の駅もできますので、そういった観光とか、都市計画のそういったような部分と庁内連携を図りながら検討を進めてまいりたいと、かように考えてございます。  以上でございます。 482:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 483:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 ホームページのリニューアルということを今伺いましたが、結局訪れてくださる方が少ないといけないので、こちらから発信していかなければいけないと思うんですが、なので待っていちゃ南足柄を知ってくれる人は少ないままだと思われます。  その点で、もう少しこちらからプッシュしていくような形でプロモーションの何か計画、考えていることはありませんか。 484:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 485:◯企画部長〔柏木 剛〕 ◯企画部長〔柏木 剛〕 先ほど、市長の答弁の中で、有楽町にあるところで移住相談等を受け付けているというのがございました。これは、具体的に申し上げますと、神奈川県がちょこっと田舎・かながわライフ支援センターという、神奈川県内に移住・定住を進めるための相談員を設置している機関がございまして、こういったところとタイアップし、各市ごとにその魅力あるいは本市の強み、そういったものを紹介するプロモーションを行っております。  今後、今、実はコロナの関係でこういったことが止まっている状態ですけれども、県に確認をしたところ、秋以降また再開をする予定というふうに承知しておりますので、そういった機会を通じて、やはり本市の強みとか魅力、そういったことをしっかりとPRした上で、そういったまずは関係人口と、それから定住・移住につなげていきたい、そういう取組を進めてまいりたいと、こういうふうに考えてございます。  答弁は以上です。 486:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 487:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 ただいまふるさと回帰支援センターのお話が出ましたが、これはどのようなスパンで、これは今までも行われていたと思うんですけれども、年にどのくらいの頻度で行っているんでしょうか。 488:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画課長。 489:◯企画課長〔磯崎哲也〕 ◯企画課長〔磯崎哲也〕 移住セミナーの開催状況でございますけれども、毎年、県のほうの主催の関係は、5回から6回程度主催してございます。そのうちの2回から3回程度、市のほうから参加させていただいて、プロモーションさせていただいているといった状況でございます。  以上です。 490:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 491:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 このふるさと回帰支援センターのセミナーには、市長は参加されることはあるんでしょうか。 492:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画課長。 493:◯企画課長〔磯崎哲也〕 ◯企画課長〔磯崎哲也〕 市長の参加はございませんで、担当の職員が出席しておるという形になってございます。 494:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 495:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 やはり本市の一番の営業マンは市長でならなければならないと思うので、もし市長の時間が合うときがあったら、是非御自分で足をお運びになって、しっかり南足柄の魅力を一番御存じの市長が伝えていただきたいと思うんですけれども、ちなみに、移住のセミナーが、今コロナで中止になってしまったというお話を伺いましたが、5月31日に移住を促進する自治体とかNPOと、あとは移住を検討している人たちとオンラインでつなぐ全国移住フェアが開催されていまして、38都道府県から138団体が参加して、173人から移住の相談があったということです。  本市では、こういったオンラインの移住相談会等にこれから検討されるかもしれませんが、参加する予定や準備というのはありますか。 496:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画課長。 497:◯企画課長〔磯崎哲也〕 ◯企画課長〔磯崎哲也〕 オンラインの移住相談という形は、他県でもやっているところはございますけれども、一応検討はしたところでございますが、今回、市で行うのはホームページ上で相談のフォーマットを作って、まずはできるところからやっていきたいというように考えておりますので、オンラインについては、これから研究していきたいというふうに考えております。 498:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 499:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 どうしても受け身の感が拭えないんですけれども、もう少し、先ほどから申し上げているように、こちらからどんどんアプローチしていかないといけないと思うんです。  そこで、南足柄市を知らない人をもう少しピンポイントで捕まえてアピールしていくという考え方の一つとして、本市ではふるさと寄附が好調であるということを聞きまして、まず平成31年度に何件あったのか、お教えいただきたいと思います。 500:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 501:◯総務防災部長〔山岸和規〕 ◯総務防災部長〔山岸和規〕 昨年度のふるさと寄附件数についてお尋ねがございました。  昨年度は、約10万7,600件の寄附がございました。 502:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 503:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 10万7,600件ですか、かなりあったということなんですけれども、恐らくそのうち南足柄市とゆかりのある方はそう多くはないと思われます。というのも、某金融メディア会社が昨年12月の下旬に実施したふるさと寄附に関するインターネット調査によると、寄附先の自治体選びのポイントとして、ほとんどの利用者が返礼品によると回答しているからです。つまり、ふるさと寄附に対して必ず送付する受領証明書、こちらは本市を知らない人に本市のことをアピールする格好の材料だと思いますので、移住の政策の一つと考えることができるんですけれども、そういったものを利用したプロモーションに関する取組は既に何か行われているでしょうか。 504:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 505:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 ただいまのふるさと寄附の状況を利用しながら、南足柄のプロモーションを展開するということも当然、私も常に意識しております。  それから、総括的にお話しさせてもらってよろしいでしょうか。例えば空き家バンクも含めて、移住というお話から、今、ふるさと寄附をしてくださる方々にもっと南足柄を意識してもらうということだと思うんですね。  空き家バンクのことについて言えば、確かに空き家バンクにいろいろな助成をして、そして南足柄へということも私は一つの御提案としてはよく分かります。ただ、空き家が本当にその物件が移住したい人が求めているものに合致するかどうかと、非常に難しいところがあります。ただ、空き家が生じているという今の社会現象の中では、空き家を何とかしていきたいということの一つの政策には、確かに有効な手段の一つかもしれません。それがそのまま移住にどれだけつながっていくのかをやはり検証しなければいけないし、先進事例、先行事例のように助成している、そうした市町村がどれだけの実績を上げているか、私はその辺の実態がよく分かりませんので、そこはしっかりと検証していきたいと思っております。  そして、何が言いたいかというと、やはりこのシティプロモーションというのは非常に重要だと、私はそう思っています。もう5、6年前に地方創生の予算を頂きながら、先ほど申し上げた、ちょっと田舎で、ちょっと都会、ちょうどいいというのがこの南足柄というようなことでシティプロモーションをしているところであります。  そして、今お話のあったふるさと寄附も某ビール会社の非常に返礼品が大きいです。そして、同じようにビールを返礼品にお使いになっているところもありますので、南足柄のこの緑豊かな、つまり安藤忠雄先生が造られた緑化率50数%のこんな素晴らしいところのビールが南足柄にあるんだということを、写真を入れて、それを何とか南足柄を知っていただく、そして南足柄へ関心を持って来ていただく、そういうことの取組は、もう常に担当の課長には、できるだけホームページでも見せるようにしなさいという指示はしているところでございます。  そうしたことを総合的に常に考えておりますが、なかなかそのシティプロモーションの実効性というのは難しいものだなと思っています。もっとできるだけ早く人的にも組織的にもしっかりとそうしたことのできる体制をつくらなければいけないというふうに思っています。  加えて、せんだって6月11日に黒岩知事とテレビ会議を行いました、約15分間。その中で申し上げたことは、要するにコロナ禍の中でのピンチをチャンスにして、県西地域を、この足柄地域を何とかもっと活性化できないかと。つまり一極集中の密接した要するに三密の状態にある都市部から地方への分散をもっともっとしてもらいたいと、そういう話をしました。これは、先ほど申し上げたように、全国の知事会でもそういうお話があって、黒岩知事も極めてそのことについては賛同しますと。国全体の問題を神奈川県土に置き換えれば相似形であり、横浜、川崎からもっと県西地域へ分散をするような、そしてまた経済も内需の主導で、この地域、地域で産業がもっともっと元気になるような、そういう政策を私は考えたいと思いますと言ったら、正にそのとおりですと、私も全国知事会でもそういう話をしましたし、加藤市長が言われることもよく分かる。そして、県西地域には天然の資源がたくさんある。そういう自然環境、空間もしっかりとある。そういうようなことを含めて、やはり集中しているところへ分散を、そしてそこへ移住が進むような方向を県知事、是非一緒にいろんな形で協力をしてくださいと、そんなふうなお話をしたところであります。  ただ、一つ一つの取組はいろいろあろうと思いますので、岸本議員のおっしゃること、一つ一つがなるほどと、そのように思っておりますので、しっかりと対応していきたいと思います。 506:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 岸本敦子議員。 507:◯4番〔岸本敦子議員〕 ◯4番〔岸本敦子議員〕 今、市長に御答弁いただきまして、いろいろ取組をこれから考えられているということですけれども、私が申し上げたいのは、結局ウィズコロナ・アフターコロナという機会をしっかり使って、このときに今でしかできないこと、そして他の自治体よりも早く進めることというのが非常にPRになると思うので、そのスピード感だとか、そういったものをしっかり市長が先導した上で、どんどん職員の方に進めていただきたいと思っているのですが、その機を逃さないという、そういったことに関して市長に最後に御答弁いただきたいと思います。 508:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 509:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 正にコロナ禍のピンチをチャンスにして、それはやはりできるだけ早くもろもろの手を、スピード感を持って対応することだと思います。 510:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 以上で岸本敦子議員の質問を終了いたします。  ここで15時15分まで休憩といたします。                                休憩 午後 2時57分 ──────────────────────────────────────────                                再開 午後 3時15分 511:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 再開いたします。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 綱 島 麻 実 議員 512:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 次に、8番綱島麻実議員の質問を許可いたします。  綱島麻実議員。           (8番 綱島麻実議員 登壇) 513:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 皆さん、こんにちは。8番綱島麻実です。  議長の許可を頂きましたので、通告に基づき質問いたします。  市民の声の代弁者として、市民目線を大切に質問いたします。よろしくお願いいたします。  1、学校再開後の教育活動の方針と具体的な取組について。  (1)学校再開後の本市の教育活動の方針について。  2月28日より約3箇月間続いた本市の小・中学校の休校措置が明け、6月1日からの分散登校を経て、今週15日より一斉登校が始まりました。今後は、徐々に通常の教育活動が再開されていくわけですが、休校期間が長期にわたるものであったため、どうしても学習の遅れについて意識が行きがちになるのではと想像いたします。しかし、例年よりも活動時間が限られてしまう今年度において、その遅れを取り戻すための取組と同時、若しくはそれ以上に本来の学校教育ならではの学びの機会、友達や先生と協働する中で育まれる力、また子供たちが過重な負担を感じることなく心豊かに安心して過ごせる環境づくりといったことにもしっかりと目を向けていっていただきたいと私は願います。  そこで、本市としては、どのようなことに重点を置き教育活動を行っていく考えか、見解を伺います。  (2)学校再開後の教育活動における具体的な取組について。  ア、感染防止を図りながら、子供たちの学びの機会を最大限保障していくことが大切でありますが、その観点から、以下の点についてどのような考えを持って取り組む方針であるか、伺います。  (ア)教育指導要領にもある生きる力を育むこと、主体的・対話的な深い学びの実現、また、本市の掲げる探求型授業を大切にした様々な学習活動の実施について。  (イ)学習の遅れに対する教育課程等の見直しと補充のための長期休業の短縮や土曜日授業の実施について。  (ウ)学習に関する家庭の役割と家庭学習の方法について。  イ、長期にわたる休校後の学校生活や感染症に対してなど、子供たちの心が不安定になることも予想されますが、養護教諭やスクールカウンセラー等による従来のケアとは別にどのような取組を行っていくか伺います。また、感染症に関わる偏見や差別は決してあってはならないと考えますが、それについてどのような取組を行っていくか伺います。  ウ、学校は、子供たちにとっての学びの場というだけではなく、給食の提供や家庭以外での居場所といった彼らの暮らしにおけるセーフティネットとしての大切な役割も担っていると考えます。今回の休校によって一旦停止したその機能を今後どのような形で回復させていくのか伺います。また、コロナ第2波やその他緊急時のために再び休校措置が取られた場合、これらのセーフティネット機能の維持を検討すべきと考えますが、見解を伺います。  エ、文部科学省が示した新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドラインの中には、就学援助に関することとして、家庭や学校の状況等によるやむを得ない場合の申請期間の延長や、感染症の影響等により家計が急変した場合の年度途中の認定に関し、必要な援助を行うこととの記載があります。申請期間については、担当課に確認いたしましたところ、素早く対応してくださり、4月24日までであった期限が6月19日までに延長され、大変感謝しているところでありますが、感染症等の影響で家計が急変した場合の年度途中の認定については、本市としてはどのような対応を行っていくか、考えを伺います。  以上でこの場での質問を終わります。簡潔で明快な答弁をよろしくお願いいたします。           (8番 綱島麻実議員 降壇) 514:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 515:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、綱島議員の御質問にお答えをいたします。  綱島議員からは、学校再開後の教育活動の方針と具体的な取組についての御質問でございますが、本市の小・中学校においては、御承知のとおり6月1日から分散登校によって学校を再開いたしました。また、一昨日15日からは、小中学校共に一斉登校となり、学校給食も再開しております。  学校の再開に当たりましては、文部科学省や神奈川県教育委員会からの学校再開ガイドライン等に基づいて、感染の防止と段階的に通常の教育活動の再開に取り組んでいくことについて教育長から報告を受けているところであります。  個々の御質問の内容につきましては教育長が答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。           (加藤修平市長 降壇) 516:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 517:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 学校再開後の教育活動の方針及び具体的な取組について、まずは学校再開後の本市の教育活動の方針についてのお尋ねがございました。  学校再開後における教育活動については、文部科学省や神奈川県教育委員会から出されております学校再開ガイドライン等に基づいて、各幼稚園、学校において計画を立てているところですが、本市としては、特に次の3点に重点を置いて取組を園、学校に対して周知をしているところであります。  一つ目は、感染症の対策です。三つの密を避ける、手洗い・消毒の徹底、子供たちの健康状態の把握など、感染リスクを最大限低くする取組を徹底することです。  二つ目は、児童・生徒の心のケアです。長い休校期間の影響で不安やストレスを抱えている児童・生徒が多いと考えています。不登校やいじめなどの増加も懸念されるため、児童・生徒から出されるサインを見逃さず、適切な相談と支援を行うことです。
     三つ目は、学習指導です。学習の遅れを心配されておられます保護者の皆様方が多いと思います。学校に対しては、指導内容や指導時間を柔軟に見直し、児童・生徒にとって無理のない計画を立てるよう周知をしています。  いずれも重要ですが、特に留意すべき点は、二つ目の児童・生徒の心のケアです。学校が、児童・生徒にとって先生や友達に会えることで気持ちが落ち着いて安心できる場であることが特に重要であると考えています。  次に、感染防止を図りながら、学校教育再開後の教育活動における具体的取組の中で生きる力を育む主体的・対話的な深い学びの実現や本市の掲げる探求型授業を大切にした学習活動の実施についてのお尋ねです。  本市では、児童・生徒同士が対話を通して問題解決を図る探求型授業に取り組んでいるところです。そのような中、今回、文部科学省から出されている衛生管理マニュアル「学校の新しい生活様式」では、児童・生徒が長時間、近距離で対面形式となるグループワーク等は、感染のリスクが高い活動の例として挙げられています。したがって、当面の間は、児童・生徒が近距離で長時間話し合う活動は控えることになります。  一方で、対話による学習活動は、学校でしかできない重要な活動であり、児童・生徒が意欲的に取り組む活動ですので、マスクをした状態で行ったり、一定の距離を保ったりするなど、感染症対策を取りながら、本市の目指す探求型の授業を段階的に実施していきたいと考えています。  次に、学習の遅れに対する教育課程等の見直し、並びに補充のための長期休業の短縮及び土曜授業の実施についてのお尋ねがありました。  学習の遅れに対する教育課程等の見直しについては、学習内容の精選、指導時期の変更、家庭学習との連携、30分授業などのモジュール授業の活用など、様々な方法で、従来の計画にとらわれず柔軟に対応し、学習指導の質の向上を図ります。また、授業時数の補充に関しては、夏休みが40日間であったところを2週間に短縮させていただきます。今後、冬休みについても短縮を予定しているところです。現在のところ、土曜日の授業の実施は予定しておりません。  次に、家庭の役割及び家庭学習の方法についてのお尋ねがございました。  家庭の役割と家庭学習については、今回の長い休校によって、保護者の皆様方には大変御負担をお掛けしたと思っています。特に家庭学習については、多くの学習プリントを配布させていただいたことによって、お子様の指導や課題の提出など、様々な形で御協力をいただいたものと考えています。  学校においては、保護者の皆様方に御負担を掛け過ぎないようサポートしていくことが大切であると考えています。様々な家庭環境がありますので、子供たちが主体的に課題に取り組める工夫が必要です。そのような中、学校においては、学習用動画を作成してホームページから配信している学校もありました。このような取組を市内で広めていきたいと思います。  次に、学校再開後の教育活動の具体的な取組の中でもございますけれども、長期にわたる休校後の学校生活や感染症対応など、様々な取組について行っていくかということのお尋ねでございますが、子供たちの心のケアを従来とは別にどのような取組を行うかについては、次のとおり考えています。  まず、学級担任だけでなく、学校の全ての教職員が全ての児童・生徒を見て、子供が困っているサインを見逃さない取組を充実することです。そのため、従来の教職員だけでなく、国や神奈川県から加配される指導員やスクールサポートスタッフを配置していきたいと考えています。  感染症に関わる偏見や差別への対応については、重要な課題の一つであると考えています。偏見や差別は決してあってはならないことであり、子供たちを注意深く見守ることが大切です。このことをさきの校長・園長会において周知徹底を図ったところです。  また、この問題においては、家庭での協力が必要不可欠であることから、先日、教育長名で保護者宛ての文書「新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮について」を全ての保護者の皆様方に配布したところであります。  次に、学校は、子供たちにとって学びの場であるということではなくというようなことで、緊急事態宣言等により再び休校措置が採られた場合というようなところの見解ということのお尋ねがございました。  本市の小・中学校では、御存じのとおり6月1日から分散登校により学校を再開しており、給食の提供は6月15日から段階的に始めております。現在、学校では、集団感染リスクが高いとされる密閉、密集、密接をできる限り回避するよう感染症対策を講じながら学校運営を行っています。学校給食を実施するに当たっては、国から提示されている新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドライン等を参考にし、学校給食衛生管理基準に基づいた調理作業や配食等を行い、給食調理委託事業者を含め衛生管理を徹底して実施していきます。  6月15日から給食を再開して1週間は、配膳に係る過程や時間を簡略化して、献立を工夫し、簡易なメニューで適切な栄養摂取ができるよう提供する予定であります。また、児童・生徒の手洗い、うがい等を徹底し、食事中は会話を避けることや、机の向きを向かい合わせにならないよう配慮し、感染リスクの低減を図ってまいります。  今後の感染状況によっては、再度休校措置を採る可能性はゼロではないと考えておりますが、まずは学校における感染リスクを低減することを第一に考え、教育活動に取り組んでおります。  子供の居場所づくりについては、この4月から5月に掛けて休校措置を実施している間、放課後児童クラブに所属している児童の居場所づくりと放課後児童クラブの支援を目的として、小学校が午前中の時間に児童の受入れを行ったところです。万が一、第2波等により再度休校措置が採られた場合には、再度、福祉健康部と連携して、子供の居場所づくりに協力をしていきたいと思います。  次に、文部科学省が示した新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドラインにおいて、就学援助等に関することとしての幾つかのお尋ねがございました。  この就学援助の申請については、全ての小・中学校にて4月6日の登校日に全保護者宛てに就学援助の内容や申込方法を記載したお知らせを配布し、周知を図っているところです。提出期限は4月24日としておりましたけれども、学校が臨時休校期間中であったため、期日までの提出が難しい場合は、個別に受理するなどの対応を行っています。  また、6月から分散登校による学校再開をしたことから、まちCOMIメールを活用して、就学援助の申請を6月19日まで提出した場合には、当初の申請と同様に4月からの給付に対応する旨、改めて保護者の皆様方にお知らせしたところです。  感染症の影響等により家計が急変するなどの経済的な理由でお困りの方に対しては個別の相談に応じており、南足柄市就学援助費交付要綱に基づき認定審査を行い、対応しているところであります。今後も、就学に必要な援助を継続して実施していきたいと考えております。  以上でございます。 518:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 519:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 それでは、御答弁いただきました(1)の学校再開後の教育活動の方針を踏まえつつ、(2)の具体的な取組について再質問をいたします。  アの感染防止を図りながら子供たちの学びの機会を最大限に保障していくことの中の生きる力、主体的・対話的な深い学び、探求型授業を大切にした様々な学習活動の実施についてですが、頂きました御答弁の中に、やはり学校だからこそできる学びということで、対話活動を大切に捉えていらっしゃるということを伺いまして、今、安心したところでありますが、いま一度確認をさせてください。  5月25日に開かれました教育委員会の中で、教育長は、対話的な時間を減らして5教科中心に授業のこま数を確保していくといった趣旨の御発言をされていると思います。これは私も、御答弁にもありましたけれども、学校だからこそできる協働的な学び合いの機会が減少してしまうことですとか、本市の掲げる探求型授業とはまた違った方向に向かうことになるのかなという印象を受けて気になりましたが、いま一度これについてお考えをお聞かせください。 520:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 521:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 学校、様々な教科、そして行事等で子供たちは成長していくものであります。そうはいっても先生方、子供たちが一番勉強してほしいと思うのは、基礎基本の部分であります。そうしますと、昔の言葉で言うならば、読み書きそろばんではありませんけれども、国語であるとかあるいは算数、数学といった教科、それから今では英語といった教科については、先生方の指導がないとなかなかうまく入っていかないものがあります。  他の教科、社会や理科、あるいはそのほかの技能教科、芸術教科についてももちろん様々な部分で必要だと思いますけれども、まずはそういう基本的な部分をやらなければ、子供たちについて基本的な学習の資質が付いていかないのではないかということでその話をさせていただきました。そうはいいながらも、どの教科も得意な、やりたい、勉強したい、学びたいという子供たちの気持ちを大事にしながら、平準化してこれからは取り組んでいかなければいけないと思っております。 522:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 523:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 基礎基本を大切にということはよく理解できますが、その基礎基本と探求型授業というものが相反するものだと私も考えません。ですので、やはり探求型授業というのは、前回の定例会のときにも質問いたしまして、教育長からもその思い入れの強さを伺いましたけれども、時間があったらやりましょうという取組ではなくて、本当に必要だからやると、そのようにお考えになっていると私は理解しております。  この取組によって、正に思考力ですとか判断力、表現力、学びに向かっていく力というのが育まれると、私もそのように思っておりますので、基礎基本の学習を大切にしながら、是非ぶれずに進めていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 524:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 525:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 今、議員おっしゃられたように、主体的で対話的な深い学びというものは、本来であるなら子供たちがフェース・ツー・フェースでお互いに自分の思いを、考え方をぶつけ合うといいますか、共有し合って、そして一番いいところに持っていくということが大事だと思いますが、今それが面と向かってできないという状況があるわけです。でも、そうはいいながらも議論を、あるいは考えをぶつけ合うことは、正面向いて一つのクラスの中でできることではありますので、その辺のところは、それぞれの子供たちの実態をよく知っていらっしゃる先生方、学校の校長を中心として取り組まなければいけないと思っていますし、取り組んでいくよう我々も指示をしていきたいと思っております。 526:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 527:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 様々なことに考慮しながらも、大切に進めていきたいと、そのようなお考えと受け取りました。  そして、学習指導要領に掲げられております生きる力を育む取組の中には、特別活動がございます。そして、そこには学校行事も含まれているわけですけれども、現在、既に市内の学校が集まる陸上大会、音楽会、美術展の中止が明らかになっております。中止を決めた理由をまずは感染リスクの低減、そして授業時間の確保ではないかと私は受け止めておりますが、その認識でよろしいでしょうか。 528:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 529:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 授業時間の確保はもちろんではありますけれども、まずはその前に子供たちの命を守るということがありますので、そちらのほうが私は一番大事だと思っています。その次に授業時間数の確保というところがあっていいのかな、でなければいけないなと思っております。 530:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 531:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 それでは、それ以外の運動会、文化祭、校外学習や修学旅行といった行事については実施の方向でしょうか。 532:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 533:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 これからの状況にもよりますけれども、全てをまだ中止ということにはしておりません。今のところ考え方としては、延期という状況がありますけれども、例えば修学旅行一つにしても、電車、バスのチャーター、あるいは梯団という団体を組みますのでそれに入り込めるかどうか、あるいは一般のお客さんとも競合するような場合もありますので、そういうことを総合的に判断しながらこれからやっていきたいとは思いますけれども、今の状況の中では、まだ第2波、第3波が来るようなことも想定されますので、そういうものを見ながら、時機を間違わないように考えていきたいと思っております。 534:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 535:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 今回、中止が既に決まっております市内の小学4年生が集まる音楽会、これ、実は私も南足柄市生まれですので、小学校4年生のときに経験しておりまして、自分自身のそのときの感動というのをいまだに鮮明に覚えているんです。  このように行事というのは、子供たちに本当に大きな生きた体験や学びの機会をもたらすものです。そして、例えば小学校4年生なら4年生の今この瞬間というのは、一生に一度しかありません。是非地域の感染状況とともに、目の前の子供たちの状態や気持ちに寄り添い、今後、決断をしていただきたいし、もしも中止せざるを得ないようなときは、それに代わる形での学びの機会を必ず検討し、実施してほしいと考えますが、その思いはおありになるか伺います。 536:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 537:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 今年の子供たち、児童・生徒、園児も含めてですが、今日このときまでやっと給食が始まったという一つの思い出ができたばかりであります。そもそも入学式、あるいは始業式等も十分なものもありませんでした。卒業式もいつもとは違ったものでありました。そういう意味で、思い出が一つもない子供たちについては、今、議員がおっしゃられた気持ちは同じではあります。ですが、その安易な形の中で、はい、やりますよ、はい、やめますよということは、今の段階ではお答えを控えさせていただきたいと思っています。先ほども御答弁を申し上げましたとおり、これからの状況を十分鑑みて、そして安心・安全が確保できた中での展開をしていきたいと思っております。  例えば、教室の中でリコーダーを吹くこと、歌唱することも今の状況の中ではまだまだ難しい状況がありますけれども、今後こういうことができるようになったときには、例えばビデオやDVD等々で撮ったものをお互いに共有して、その音楽会的なものをすることも可能でしょう。本来ならば、素晴らしい文化会館がありますので、あそこのステージに立たせることが子供たちにとって大変素晴らしい思い出にもなりますし、いい経験にもなるかと思います。  我々としては、そういう経験をさせるように努力をしたいとは思っていますが、いかんせんまだ見えないもの、見えない敵に対してどうやって対処していくかが問題かと思っておりますので、先ほどから何度も申し上げておりますように、今後の状況を踏まえて、できる限りの形の中でそういった行事を展開できればいいなと思っております。  以上です。 538:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 539:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 ただいまリコーダーのお話がありましたけれども、リコーダーのメーカーは、リコーダーを吹くことによっての感染リスクについては、文科省からは気を付けるべきこととして挙げられておりましたけれども、そんなにリスクがないというようなデータを発表しているのを私も拝見しました。それがどこまで正確なものかは検証が必要かと思いますが、ただ、そのような上から下りてきたものでできないという判断ではなくて、やはりほかとは代えられない学校だからこそできる学びがあるということを大切に判断していただきたいと切に願います。  そして、(イ)の教育課程等の見直しと休業日の扱いについて伺います。  既に夏休みの大幅な短縮が決まっております。これからの学校生活においては、例年に比べやらなければならないことが確実に増えていくことを考えますと、更に休業日を奪ってしまうことは、その負担から子供たちの学習意欲を逆にそいでしまうことにならないか、大変懸念するところであります。  そして、夏休み以降の休業日について、先ほど御答弁で冬休みの短縮も予定しているとのことでしたが、そもそも休業日というのは、そこに意味があるから設定されていると考えます。それは、このコロナ禍にあっても変わるものではありません。そこを忘れずに、また子供たちの状態や気持ちをよくよく考慮して、取り戻す、取り戻さないの話ではなくて、子供にとっての最善は何かというところに軸を置いて検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 540:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 541:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 特に年末年始、いわゆる冬季休業については、日本の行事、正月と、あるいは年末のクリスマスもあるんでしょうけれども、そういったものもあります。ですので、この夏休みのように大幅な短縮というのはあり得ないだろうと思っています。  そうはいいながらも少しでもいろんな行事のことも含めて、子供たちにいろんなことを経験させるためにも、それからもちろん学習の遅れを取り戻すという意味でも、どちらの面も含めて大事だろうと思っておりますが、ただ学習だけ、学習だけというのは、やっぱり綱島議員がおっしゃっていられるように、いけないだろうなと思っています。  そういうことをいろんな面で、それぞれの学校の行事がどんなものがあるかは、ちょっと今ここでは掌握はできておりませんけれども、それぞれの学校が一つでも議員がおっしゃられているような行事ができるような方向性を考えていきたいと思っております。 542:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 543:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 それでは、教育課程等の見直しについて伺いますけれども、先ほどの御答弁では、従来の計画にとらわれず柔軟に対応していくといったようなことでしたが、これは文科省のほうで年度内に予定していた指導を終えられない場合は、2年から3年かけてそれを取り戻すというようなことを可能にすると、そういった通知も出ておりますけれども、本市としては、柔軟な対応をしながら、年度内にその学習内容を終了させていくという方向でしょうか。 544:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 545:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 詳細は今日、教育指導課長も来ておりますので、その辺の展開については、お話をさせていただくかもしれませんけれども、一つは、中学校は50分が1単位授業、小学校は45分が1単位授業で展開しているところではありますけれども、それを今では15分単位でのモジュール授業等も可能であります。中学校にあっても50分授業を短縮授業等で展開することによって、少しでも空いた時間を使っていけば少しは可能であろうと思っております。  ただ、小学校6年生、これは中学校に基本的には上がる、多くの場合、公立に上がっていくわけですが、高等学校や、あるいは社会に出ていく中学校3年生はそこでもう終わってしまいますので、ここのところは何とか工夫して終わらせなければいけないと思っています。  神奈川県内でも、公立高等学校の入学選抜の問題についても、県教育長も答えておりますけれども、教育課程のそういう状況を踏まえながら作問等にも工夫していくということですので、なるべく子供たちがそういうところに対応できるような教育課程の展開をしていきたいと思っております。 546:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 547:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 使える時間を有効に活用しながら、柔軟に対応していくとのことと思いますけれども、そうはいいましてもやはり少なくとも約2箇月くらい学習の期間が短くなるわけでして、このことに関連する(ウ)の家庭の役割と家庭学習の方法についても絡めて伺いますけれども、文科省も限られたこの時間の中で効果的に学習するために、学習の重点化をし、個人でも実施可能な学習の一部をICTなども活用して授業以外の場で行うと述べております。  本市としては、この授業以外の場というのをどこと想定していますか。 548:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育指導課長。 549:◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 ◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 議員がおっしゃられるとおり、文部科学省からも学習活動の重点化ということで、年間で約20日分程度を学校以外の場で実施していくことが可能ではないかというふうな形で示されております。本市としましても、この文部科学省の通知を学校のほうに周知しまして、こういった20日分をやはり主に家庭学習等で生かしていくことができるのではないかというふうに考えております。  なお、家庭学習で実施していただく内容については、当然ですけれども、やはり家庭でできる内容でなければならないと思います。議員が最初におっしゃられていたとおり、やはり学校ならではの学びというのを大切にすることがこれからの学校の教育活動で最も重要なことと思いますので、家庭でできる学習活動が家庭で行えるよう、質の高い授業を実施していきながら、子供たちが自主的に取り組めるよう工夫してまいりたいと思っております。 550:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 551:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 文科省が学びの保障のための学習指導についての中で、学習活動の重点化のイメージとして、学校以外の場でこんなことをするという例を幾つか挙げておりまして、私、それを拝見しましたところ、正直これを本当に家庭でできるのかというふうに感じたんです。相当、子供たち、そして保護者に負担が掛かるなと。保護者の中には、やはり働く保護者もおりますので、家庭で十分にそのような時間も取れないのではないかと大変不安になりましたが、今御答弁いただきましたら、家庭でも学習ができるような質の高い授業を展開していただけるということで、それはつまり子供たちが授業とのつながりを感じながら、戸惑うことなく家庭で取り組めるような課題を出していただけるというふうに受け止めて、それでしたら実施が可能かなというふうな印象を受けましたが、そのようなイメージでよろしいですか。 552:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育指導課長。 553:◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 ◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 議員がおっしゃったとおり、教員の授業力というのが、本市では今までも学びづくり研究を通して、教職員の授業力を高める取組は行ってきたんですが、このコロナ禍にあってこそ今やはり教員の授業の質というのが大事なのかなというふうに考えております。  教育委員会においては、実は教員研修も、今、集合することができず、県教育委員会で行っている教職員研修が全て紙上での実施、書面開催のような形になっております。そのような中、いち早く若手の先生方に対する研修は、これは可及的に行わなければならないというふうに考えておりまして、本市独自の研修を早速来週、予定させていただいているところです。そのような取組に努めてまいりたいというふうに思っております。 554:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 555:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 教育委員会、そして現場の先生方一丸となって質の高い授業を展開していただくことを期待したいと思います。  それでは次に、イの学校の長期休業明けの生活ですとか、感染に対しての子供たちの心が不安定になることへのケア、また感染症に関わる偏見や差別について伺います。  私が今一番懸念していることは、もしも子供たちにとって学校が窮屈な場所になってしまうとしたら、そのことに彼らの心が疲弊してしまわないかということです。友達と近づいちゃ駄目ですよ、近距離で話しちゃ駄目、給食は前向いて黙って食べなければ駄目、歌っては駄目、マスクしなくては駄目、このように感染リスクを下げるためには、たくさんの駄目があふれる日々を子供たちは送らなければなりません。これは、長い休校が明け、学校にやっと戻ってきた子供たちにとっては、本当にしんどいことだと思います。  その中で、是非とも取り組んでいただきたいことがあります。  まず一つ、なぜ駄目なのか、なぜそうするのかを子供たちに丁寧に伝えること、そしてそれに対して子供自身が感じ、自分で考え、発する言葉やサインを丁寧に受け取ること、これを是非やっていただきたいと思います。守るべきルールが増え、それが苦しくなると、人は他人を攻撃しやすくなります。大人の社会でも自粛警察という言葉が聞こえてくるほどでしたが、学校でも子供たちが人を差別したり、攻撃したり、いじめにつながる行為をしたりすることがないよう、とにかくこれまで以上に丁寧に彼らの心と向き合い、対話をし、必要なサポートを徹底していただきたいと思います。  そしてもう一つ、情報発信です。学校が一体何を大切に日々の教育活動に当たっているのかを知ってもらうことで、保護者そして子供たちの不安は軽減されます。これまでも学校からは、感染症対策、家庭学習、給食、不審者情報、スクールカウンセラーだよりなど、本当に様々な発信がなされました。そして、先ほど御答弁にもありましたけれども、中でも私が本当にうれしく思ったのは、危機意識と人権意識の両立に向けてとして、人権への配慮を呼び掛けるお便りが届いたことです。これは、本市教育委員会として差別や偏見を許さないという決意を感じ、本当に心強く思いました。人が不安を抱えるときこそこのような細やかな発信をし、また同時に、何かあったらいつでも相談していいよという姿勢を事あるごとに示していただきたいと思います。  子供に丁寧に伝えること、受け取ること、そして情報発信について、この2点についてしっかり取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 556:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 557:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 先ほどの駄目がいっぱい出たところではありますけれども、今の時代、メディアでも様々な状況の中で、なぜマスクを付けなければいけないのか、なぜ会話を食事のときに控えなければいけないのかということは、発達段階にもよりますけれども、学年によっては、その辺は十分にできているものであると思っております。  ただ一方で、低学年の子供たち、1年生に入学した子供たちが本当に初めて食する給食のときに、味がおいしいのか、自分に合っているのかどうか、様々な会話ができないことが非常に厳しいところがあります。ですので、支援を要するお子さんたちも多いこの時代の中にあっては、担任の職員からその辺のところは十分に周知を図っていきたいと思っております。  あわせて、恐らく児童会等あるいは生徒会活動等もなかなかできないという状況の中で、子供たちが自分たち自身の気持ちを持って仲間たちに、あるいは全校生徒に、全校児童に伝えるような、そういう場ができればいいなと思っていますが、それが一日でも早くできるような状況に展開ができればいいなというふうに願っているところです。  以上です。 558:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 559:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 子供たちのケアというのは、学校内にとどまることではありません。感染症への不安ですとか、急な学校生活になかなかなじめないなど、登校しない、できない子供たちもいると思われます。  休校中に我が子がオンラインホームルームを経験したというある保護者の方の発信を目にする機会がありました。そこには、担任が出席を取りながら、今日は元気ですかと一人一人に問う姿を見て、この「今日は元気ですか」と子供に言ってくれる親以外の存在がいかに大切かを実感したというようなことが記されており、私も共感いたしました。  本市でも新聞報道もされましたように、現状あるICT機器等を活用し、北小でのオンライン授業のトライアルが行われたことは、大変素晴らしいと思っております。今後、登校していない子供たちに対しての学習保障も含めたケアに北小のトライアルを生かしたオンラインを含めたICTの活用を進めていく考えがあるかどうか伺います。 560:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 561:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 今お褒めいただいて、大変我々もやってよかったなということを実感したところであります。  オンライン授業については、業者の支援も受けながら、そして本市であります機器等を上手に使って実際やってみました。これについては、市内各校の職員のみならず、県教育委員会からも参観においでになられて見たところであります。  実際、私も、実を言うと市長もそこに参加をしていただいたところではありますけれども、私たちもなかなかすぐにはできないだろうという懸念をしておりましたけれども、各学校には、それなりにそういうICT機器に精通した者が何人かおりますので、そういう先生方を、教職員をコアとしてこれから展開していければいいなと思っております。そういう意味でも一人一台端末、これから予算化をしていくところではありますけれども、これを早くお願いして導入できればいいなと思っております。
     それよりも何もオンライン授業をする前に早く学校が再開できて、完璧な今までと同じような学校になることが第一だろうなと思っております。そのためには、感染リスクを抑えながら、学校が通常の生活に戻るような日々の努力をすることが大事だろうと思っております。 562:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 563:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 それでは次に、ウの学校のセーフティネット機能について伺います。  コロナの第2波、第3波、またその他の災害等も含めた緊急時に再び休校措置が採られた場合のセーフティネット機能を私は維持すべきと考えております。例えば給食ですけれども、基本的に食のことは家庭でというふうなことがあるかもしれませんが、そうはいっても、今、子供の7人に1人が貧困状態にある。そういった昨今の社会状況を考えたとき、給食を頼りに生活している子供たちは本市にも存在するはずであり、そしてそれは正に命に関わる問題でありますので、その子たちへの支援の実現をやはり市としては目指すべきなのではないかと考えますが、いかがでしょうか。 564:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 565:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 そのとおりでございます。我々もそれに向けて努力をしていきたいと思っております。とりわけ、今、我々も全部は把握しておりませんけれども、本当に一日のディナーが給食だというようなお子様もいるという状況がある中で、家庭が、先ほど議員もおっしゃられたように、食についてはまずは家庭でということをおっしゃられましたけれども、家庭とやっぱり学校も食育というものがありますので、こういうことを通して家庭とともに、学校と家庭が一緒になってこの食についてもしっかり取り組んでいきたいと思っております。 566:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 567:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 今回のコロナ禍、他自治体においては、一部の休校期間の間、給食の配食ですとか、学校での提供を実施したところも実際にございます。ですから、そういった事例を是非とも研究していただきまして、具体的に進めていただきたいと思います。  そして、このセーフティネット機能のもう一つ、子供の居場所についてですけれども、本市については、学童は休所としつつも、限定的には保育を継続してくれましたが、その条件に当てはまらない家庭、そもそも学童に通わせていない家庭では、子供の居場所に本当に苦労したし、子供だけでのお留守番というのも少なくはなかったのではないかと考えます。また、報道にもあるように、虐待などによって家にいることで危険にさらされる子供たちも存在します。やはり長時間、そして長期間、子供にとって家以外の居場所がないという状況を市として放置してはならないと考えますが、いかがでしょうか。 568:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育指導課長。 569:◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 ◯教育指導課長兼教育研究所長〔室伏秀元〕 今おっしゃられたとおり、子供の居場所づくりというところでは、放課後児童クラブと連携した取組をこの4月、5月、実施させていただいたところなんですが、議員がおっしゃられるように、やはり様々な家庭環境がある中で、もしかしたらこのセーフティネットから漏れてしまっているお子様がいるかもしれないということを考えながら、今後もし第2波があったときには、先ほども答弁させていただいたとおり、福祉健康部のほうと連携させていただきながら、居場所づくりの取組等は検討していくことを考えていこうというふうに思っております。 570:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 571:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 学校の先生方が学童の午前中の保育に携わってくださったことは承知しております。大変感謝しております。  このセーフティネット機能に関しましては、今、御答弁にもありましたけれども、本当に子供たちの安全に関わる重要なことだと考えますので、今後検討していきますというのを具体的にどのように、どなたが検討していくか、お答え願えますでしょうか。 572:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育部長。 573:◯教育部長〔小林俊之〕 ◯教育部長〔小林俊之〕 今後、コロナ第2波、第3波、そういったときがあったときに際しまして、そういった子供の居場所づくり、福祉健康部のほうと連携しまして、教育委員会としても前向きに検討してまいりたいというふうに考えております。 574:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 575:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 子供に関することですと毎回感じることなんですが、教育のことは教育委員会、それ以外の部分では福祉部というふうになかなか連携が難しいのであろうなというふうに感じられる場面が多いんですが、このことに関しては是非前向きに、具体的に取り組んでいただきたいと思います。  それでは、エの就学援助に関して伺います。  期間の延長につきましては、すぐに実施していただき、またホームページにも情報がアップされ大変よかったなと思っているわけなんですけれども、このホームページのトップページの新着情報には、就学援助としか記載されていないんです。これは就学援助がどうしたのかなかなか分かりにくいなという印象を持ちました。  情報というのは、受け取ってもらって初めてその価値が出てまいります。一目で内容が理解できるような、受け取る側の立場に立った掲載を心掛けていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 576:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育総務課長。 577:◯教育総務課長〔鳥居 智〕 ◯教育総務課長〔鳥居 智〕 ホームページのほうで分かりづらかったという御指摘になりますが、こちらにつきましても皆様に分かりやすいように工夫をしていきたいと思います。 578:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 579:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 そして、この感染症の影響等により家計が急変した場合の年度途中の認定については、申請期限を過ぎたものについてもその都度相談に乗り対応してくださっているとの御答弁でした。しかし、学校で配布される就学援助のお知らせという通知には、援助を受けることができる方として、令和元年中の世帯合計所得額が市で定める限度額以下の方との記載があります。となりますと、これでは今回のコロナによる影響に関しては対象にならないというふうに読み取れてしまいます。しかし、対応してくださっているということですよね。 580:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育総務課長。 581:◯教育総務課長〔鳥居 智〕 ◯教育総務課長〔鳥居 智〕 本市の就学援助につきましては、お知らせにおいて、経済的理由でお困りの方に対して、世帯の所得額等により審査を行い、認定を行っております。急激な変化等による所得の減少につきましても、年度途中の申請とかにおいても受付をしており、また、申請者からの御相談にも対応しているところでございます。  今まで、この件に関しまして特に問題等聞いておりませんので、改めて周知等は考えてございませんが、来年度、再度募集する際には、毎年度お知らせを見直ししておりますので、分かりやすいお知らせになるよう努めてまいります。 582:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 583:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 現在の時点で問題は見えていないとのことですが、起こっている問題が全て把握できるとは限りません。また、本当に困っている人の声というのは、むしろ届かないことが多いと私は思っています。実際は、相談があった場合は対応してくださっているということですので、だとしたら令和元年中の世帯合計所得額が市で定める限度額以下の方を対象とした援助ではあるが、家計が急変し困窮している方も対象となることがあるので、まずは相談してくださいという発信をすべきだと思います。  支援、援助というのは届けるために存在します。是非今からでもホームページ等に掲載していただけないでしょうか。 584:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育総務課長。 585:◯教育総務課長〔鳥居 智〕 ◯教育総務課長〔鳥居 智〕 現在、募集が6月19日まで行っておりまして、こちらのお知らせの内容につきまして、また改めて精査をしてやりたいとは思っておりますので、必要に応じてホームページ等のアップの修正等をやっていきたいと思います。 586:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 587:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 繰り返しになりますが、声が届いたからやるということではなくて、声なき声に耳を傾けることが行政の仕事だと思っております。そして、私、この件に関して課長に御相談に伺いましたけれども、課長が本当に親身になって考えてくださっているそのお気持ち、伝わってまいりました。ですから、それを是非とも仕事で果たしていただけたらと本当に思います。  そして、今、休校が明けて、学校現場の先生たちというのは、子供たちの命を守るための感染症対策から新しい学年での生活、学習における支援、指導等、本当に日々、悩み、迷いながら必死で目の前の子供たちに向かっていると思います。通常よりもやらなければならないことが増え、本当にもう目いっぱいの状態になられているのではないかと想像いたします。  しかし、ここで立ち返っていただきたいのは、そもそも学校の役割って何だろうということです。私は、子供たちが幸せに生きる力を育む場所だと考えており、これは本市の目指す「夢と希望を持って、粘り強く自分の道を切り開く子ども」と通ずるものと考えております。  今回の一般質問で、学校再開後の教育活動の方針と具体的な取組についてとしてもろもろお聞きしてまいりましたが、改めて教育長に伺います。この困難、混乱の中、私たちは一体何を一番大切に毎日子供たちに向かっていくのか、現場の先生たちへの思いも含めまして決意のようなものを教育長から最後に伺って質問を終わりにしたいと思います。 588:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 589:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 学校の役割といいますと、私はやっぱり子供たちが人としてより良く生きていくために学校はあるべきものだというふうに思っております。  その一方で、日本の学校教育というものは、これは南足柄だけではなくして、やっぱり集団で学ぶことで社会性を培ってきたのではないかなと思っております。そういう意味では、やっと、オンライン授業でもよろしいんですけれども、学校が再開して子供たちと出会えたその中で、何でもかんでも難を逃げるのではなくて、難にも向かって、そして苦しいときもあるだろう。そこのときに立ち向かっていくそういう力も必要だと思います。そのためには、先生方が資質を高めて、子供たちを一人一人優しい心で見守って、努力をしていくことが必要だと思っています。  ただ、先ほどから教育指導課長も申しておりますように、先生方の研修さえも今できない。ましてや、初めて現場に立った、子供たちの前に立った先生方の初任者研修さえもできないという、こういう現状を是非御理解いただいて、その中で我々も教育委員会としても、県の教育委員会が実施する研修以外のものでもいよいよ始めていこうということで取り組んでいるところでございます。  是非皆さん方の御支援も、家庭だけではなくてして、地域の皆さん方、議員の皆さん方のお力も頂きながら、我々は努力していきたいと思っております。  以上です。 590:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 以上で綱島麻実議員の質問を終了いたします。 ──────────────────────────────────────────       散会の宣告 591:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 本日の一般質問は予定者まで全部終了しましたので、これをもって散会といたします。  次の本会議は6月18日、午前9時から会議を開き、本日に引き続き一般質問を行います。  本日は大変お疲れさまでした。                                午後 4時14分 散会 このサイトの全ての著作権は南足柄市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Minamiashigara City Council, All rights reserved....